■朝日新聞 2015年3月15日(日) 「信仰・・・」

「サンタ・マリアの御像はどこ」という言葉が「信徒発見」の瞬間だったというリード文がよくわかりませんでした。何度読んでもわかりませんでした。どうも、私には宗教観が抜け落ちているのかな?と不安になったことでした。

■いずれにせよ、その信徒発見が1865年だそうで、それから17日で150年になるのだそうです。江戸時代の禁教下での信仰人を「潜伏キリシタン」、その子孫でカトリック信仰に戻った人と、潜伏期の信仰を残す人々を「隠れキリシタン」と呼ぶのだそうです。初めて、このような分類を目にして、目が点でした。

■宗教史上の奇跡と言われる、その信徒発見後、独自文化が失われていくという記事です。オラショを唱えたりするのですが、その組織、「垣内」が減少して解散、いま、世界遺産推薦をきっかけに、その復活「伝承会」を立ち上げたという話です。

 そのオラショを初めて聞いたのは、天草下田の資料館でした。今では、CD販売されています。そして、独自に、長崎は生月島へ渡り、取材をしたことでした。以下の写真が海岸崖にある「だんじく様」です。社会科のネタとして、こんな話も子どもたちにしてやりたいものです。

だんじく様