「キリシタンに脚光」（朝日新聞）

■朝日新聞　2014年3月26日（水）　「キリシタン・・・」

■何と、隠れキリシタンのことをここまで、詳細に書いた記事を知りません。教科書にも登場する隠れキリシタン、島原の乱前後で、取り締まりが厳しさを増し、踏み絵が行われました。そんな中、平戸の先の生月島では、現に隠れキリシタンの方々が住んでおられます。

■私も一度行ったことがあるのですが、鄙びたところで、自然豊かです。捕鯨文化もあり、鯨肉も売ってありました。現在は、島の人口6000人のうち、400人が隠れキリシタンなんだそうです。私も、史跡や博物館を車でかなり回ったことでした。

■今回、話題になっているのは、「オラショ」です。博物館でも聞くことができます。古式グレゴリオ聖歌ということで、ローマ法王もかなり驚いておられるようで、コメントを寄せられております。CDとしても販売されております。

■こんな記事を子どもたちに紹介することで、「歴史は連綿と続いている」ということを伝えていきたいなー、迫害に耐え、ひそひそと信仰を守り抜いた庶民の暮らし、こんなものを紹介していきたいものです。生きた学習になること、間違いなしです。