■熊本日日新聞 2014年2月23日(日) 「精いっぱい・・・」

■農作業中に誤って片手を切断され、今では画家となっておられる、阿蘇在住の大野氏のことが記事になっております。私は、恐れ多くも、氏の書籍を中心に教材開発をして、道徳の授業として何回も授業してきました。

■その大野氏の新しい本が出されたというニュースです。その本とは、詩画集「逃げるな」というものです。大野氏もすでに70歳だそうで、事故は45歳の時です。表紙には、「お前が逃げるのに困らぬように足は二本残しておいた さあどうする!!」と書いてあるのだそうです。意味深です。

■よく、道徳ではその後を知りたくなると思いませんか。私が子どもだったら、今、その人はどうしている?ということです。もちろん、過去の偉人の場合はそれで終わりなのですが、現在進行形の場合にはその後も知りたいものです。大野氏の場合、やはり現在進行形でこうしてがんばっていらっしゃいます。それから学ぶべきものも大だと思えます。
 これらの情報は、ニュースか新聞でないとわからないですよね。だから、目を向けていきたいと思います。