■熊本日日新聞 2013年10月22日(火) 「水俣病と・・・」
■藤崎氏という作家が水俣の杉本家を取材されたもので、『のさり』という1冊の本になったという紹介です。「のさり」とは、熊本弁でしょうか、「授かる」という意味があります。水俣病を授かったということになるでしょうか。
■現在、杉本肇さんが語り部として活動されていますが、やうち(親戚)ブラザーズというパフォーマンスというか、バンドというか、そんなグループを結成して、水俣を明るく元気にしようという活動をされております。杉本さん一家は、肇さんのご両親、祖父母は皆さん、水俣病に冒されてしまい、たいへんな差別と生活苦にさいなまれるわけです。そんなことが本になったのでしょう。
■もうすぐ水俣への社会見学旅行に出かけるわけですが、杉本肇さんのyou tubeもアップされているので、学習しやすい環境にあるかと思えます。この本も1冊読破してみたいものです。