■熊本日日新聞 2013年10月4日(金) 「秋たけなわ・・・」

■「ぶらり旅して」という見出しなのですが、教員も2学期半ば、息抜きしてみてはどうでしょうか。今回は2面ぶち抜きでの旅の紹介です。ただし、教員は一般人と違って、「教材開発」の旅にしていかねばと思います。元を取ることができますよ。例えば、・・・・

■佐賀市で開催されるバルーンフェスタの紹介がありますが、理科の教師には見逃せない、「気球教室」があるようです。バルーンの仕組みを学ぶことができるそうです。

 また、鹿児島市では「錦江湾クルーズ」というのがあって、「姶良カルデラ」や新島、昭和火口などを見ることができるそうです。

 沖縄では、ヤンバルクイナを間近にみることができる施設もあるようです。

■これらの情報は、確かにガイドブックを見ればわかるのかもしれませんが、あえて見るものでもないし、複数見ることもないでしょう。そんな時、こうやって新聞で特集してくれると、「そうなんだー」という情報が入ってきて、楽しい教材開発旅行ができるというものです。

■ガイドブックを見れば、その地のもっと多くの情報を見ることも可能ですが、こうして、短時間に複数を見られるのも新聞のよさ、私はこれを「運命」と思っております。よく、新聞で授業をするのですが、まさしく「運命の出合い」ですよ。出合わなかったら(見なかったら・興味がなかったら)、その授業はないわけです。
 あるいは、他紙を見て、「見つけた」という場合もあります。これなど、もう本当「運命」を感じてしまいます。これって、おかしい発想でしょうかね?
 宿命論もあります。出合うべくして出合ったという考えも成り立ちますね。どう考えればいいのか、ウーン、迷ってしまいます。結果論は、見たから授業が可能になった、それだけなのですが、そこへ至るプロセスが複雑なわけです。哲学的になってきましたので、今日はここまで!