■熊本日日新聞 2013年7月21日(日) 「轟泉・・・・」

漆喰作成真っ最中の写真が掲載されておりますよ。これは、永久保存版です!! 轟泉(ごうせん)水道は1663年完成だそうで、石管で今も市街地に水を送っているのだそうです。江戸幕府初期の完成とは轟きならず、驚きです。問題は、維持補修の後継者不足なのだそうです。そこへ、72歳の師匠の元へ弟子入りしたのが、63歳の方が取り上げられているわけです。

接着材(漆喰)は、赤土と貝灰、松葉汁などを餅つきの要領で作るのだそうで、その様子が写真に収められているわけです。

■この記事を補完するのが、宇土市が出しているパンフレット「宇土探訪」という冊子です。ここには、さらに詳細に水道のことが書かれております。この資料では1664年完成となっておりますが、現在でも100戸余りの家庭に生活用水として利用されているのだそうで、日本最古の上水道だそうです。これも宇土市にある馬門石が使われているとのことです。

■宇土市内の小学生は、これだけでも立派な総合学習ができそうです!!