■熊本日日新聞 2013年6月7日(金) 「天下泰平・・・」

■歴史の中央史に対する地方史ということで、今日からシリーズ第1回目のようで、目が離せません。徳川将軍は知っていても、細川藩主のことはよく知らないというパターンがあまりにも多い気がします。私を含めてですが!

■そんな時、このシリーズでは、こう喝破されております。曰く、
1)初代藩主、細川忠利は、父を忠興、母を玉(ガラシャ=光秀の娘)とする、「ポスト戦国時代」であった。

2)江戸の長期平和は「天下泰平」と呼ばれ、「土一揆」を凍結させることだった。土一揆とは、百姓が幕府に対し、「徳政」を認めさせることだった。

3)最後の土一揆が天草・島原の乱であり、何万もの百姓・武士が命を亡くした。

4)「天下泰平」は、多くの常熟をもたらした。(技術、経済、教育、思想・・・)

■このポスト戦国時代に焦点を当てていこうというシリーズの幕開けでした。楽しくなりそうです。