■毎日新聞 2013年5月5日(日) 「試合も・・・」

■これは、キャリア教育に生かせると思います。というのも、子どもたちの中に、スポーツさえやっておけばいいという子どもが少なからず存在します。夢も大きいです。プロ野球選手にJリーグと、夢を持っています。しかし、その他は何もしないというパターンです。
 これはこれでいいとは思うのですが、やはり教師として、「先の道」を案内することも重要かと思えます。

■そんな時に、この記事は役立つと思います。小見出しにこうあります。
「勝利給は数千円 全選手兼業」と。
 この記事の主役は、ヴォルカ鹿児島という九州リーグのサッカー選手です。下部リーグでは、多くのチームがぎりぎりの運営を強いられ、選手も他の仕事と掛け持ちなどをしておられるようです。九州リーグは、ほとんどの試合が無料観戦なのだそうです。収入は、勝利給の数千円のみだそうです。だから、皆が何らかの仕事をしているのだそうです。

■つまり、ここまでやる意識があるのか、というのが問われているのだと思えます。軽い気持ちでやれる業界?ではないということですよね。この認識があるか、ないかでは、夢のモチベーションも違ってくるかと思えます。
 応援するのは簡単ですが、人生の先輩としても、どう道先案内をしていくのか、難しいですよね。