■熊本日日新聞 2013年4月8日(月) 「関税・・・」

■これは、図解されていて、関税の意味がとってもわかりやすいです。こうあります。牛肉1KGが仮に1000円だっとします。これに通常利益を見込んで、関税なしで1100円となるというわけです。ところが、これに関税が加わると、例えば、税率38.5%で、1000×1.385となり、それに利益込みで、1485円になるというわけです。

■その下に、米の関税率が紹介してあります。いろいろな説があるらしいのですが、実質は200~300%だそうです。そうなると、上の式に当てはめると、1000×2+100で、2100円と倍増するわけです。こうやって、日本の米を守ってきたということになるわけです。

 今後、どうなっていくのでしょうか。TPPを考える際の、いい記事だと思えました。明治の小村寿太郎が回復した関税自主権、これを手放そうというわけですから、平成維新となりそうです。