■産経新聞 2013年3月27日(水) 「高校・・・」

■小見出しとして、「頼朝、尊氏は別人」とあります。前々から話題には上がっていたのですが、いよいよ教科書で否定されました。どこの教科書もあの肖像画を載せていないか、コラムで扱う程度ということです。

 さらに、東大寺南大門の金剛力士像についても、運慶、快慶のみならず、他にも数人寄与していうようで、「ら」という表現が入ったということです。

■我々世代からすると、何か、こう寂しいものがありますね。でも、「嘘」はいけないことですからね。ただ、歴史のどこまでが本当かというのは、誰にもわからないことですよね。いわゆる「通説」が一人歩きしているような、ないような、・・・・。

■3面では、「強まる自虐史観」という見出しも躍ります。私は、高校の日本史でこの「自虐史観」の先生から学びましたので、いつも重い感じになっていたのを覚えています。やはり、バランス感覚は必要かと思いますね。