■熊本日日新聞 2013年2月20日(水) 「だいばどん・・・」
■江戸時代末期、各藩は、収入増のため、新田開発を行います。熊本では、ハゼを植えてろうそくを作って収入を得る他、八代・玉名等々で大々的な干拓事業を行って、新田開発をします。これを学習するには、国土地理院の25000分の1の地図が必須です。
■なぜなら、海に関する地名が多く、元は海だったと類推できるからです。例えば、八代平野にある「鮟鱇」「砂州」等々、数えれば切りがない位あります。そこで、問うのです。
1)何か、変わった地名、面白い地名はありませんか。
2)これらの地名をよく見てみると、昔、この八代の過去を探ることができますよ。1つ選んで、想像したことをノートに書きなさい。
3)元、八代平野は何だったでしょうか。
■「文政」という農協もあります。これからわかることは、いつこのあたりができたかということです。何と、江戸の文政年間というわけです!! そのためにも、江戸時代の年号一覧が必要です。これは、江戸に入った時に配っておくといいでしょう。
■さて、新聞です。見出しの「だいばどん」とは、民謡「大鞘名所」の登場人物のようです。この登場人物の元に、天草阿村の女性が出稼ぎに来て恋愛感情を持ったということを歌にしているようなのです。そこで、阿村に伝わる「がたきり踊り保存会」のメンバーが「だいばどん」の墓参りに来たというわけです。
■大鞘節はCDで発売されているので、この新田開発の授業の際、ぜひ聞かせたいものです。なぜなら、民衆の働きがなければ新田開発などできません。民衆史をひもとく、いいチャンスだと思いますよ。
私も近いうちに、ぜひ墓参りにいきたいと思っているところです。なお、干拓の様子は、旧鏡町から冊子が出ているので、問い合わせてみるといいでしょう!
■江戸時代末期、各藩は、収入増のため、新田開発を行います。熊本では、ハゼを植えてろうそくを作って収入を得る他、八代・玉名等々で大々的な干拓事業を行って、新田開発をします。これを学習するには、国土地理院の25000分の1の地図が必須です。
■なぜなら、海に関する地名が多く、元は海だったと類推できるからです。例えば、八代平野にある「鮟鱇」「砂州」等々、数えれば切りがない位あります。そこで、問うのです。
1)何か、変わった地名、面白い地名はありませんか。
2)これらの地名をよく見てみると、昔、この八代の過去を探ることができますよ。1つ選んで、想像したことをノートに書きなさい。
3)元、八代平野は何だったでしょうか。
■「文政」という農協もあります。これからわかることは、いつこのあたりができたかということです。何と、江戸の文政年間というわけです!! そのためにも、江戸時代の年号一覧が必要です。これは、江戸に入った時に配っておくといいでしょう。
■さて、新聞です。見出しの「だいばどん」とは、民謡「大鞘名所」の登場人物のようです。この登場人物の元に、天草阿村の女性が出稼ぎに来て恋愛感情を持ったということを歌にしているようなのです。そこで、阿村に伝わる「がたきり踊り保存会」のメンバーが「だいばどん」の墓参りに来たというわけです。
■大鞘節はCDで発売されているので、この新田開発の授業の際、ぜひ聞かせたいものです。なぜなら、民衆の働きがなければ新田開発などできません。民衆史をひもとく、いいチャンスだと思いますよ。
私も近いうちに、ぜひ墓参りにいきたいと思っているところです。なお、干拓の様子は、旧鏡町から冊子が出ているので、問い合わせてみるといいでしょう!