今回は、正月の新聞記事、総集編です。
■■■朝日新聞■■■
1.「ビリオメディア」
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意味は、SNSを使っている人々の世界を言うそうです。つまり、
FBやツイッターの人口が10億を超えているというわけです。
普天間基地問題を記者がツイッターでつぶやいていたら、女子高
生から反応があり、そのやりとりを通じて、基地問題を書いていく
という、新しい取材方法です。
時代はこうなっているんだーと、つくづくSNSの威力を身にし
みて感じたことでした。これらのことは、ドンドン広がっていくわ
けです。
教育現場もこんな感じでドンドン進んでいくのかもしれませんね。
「今日の授業、どうだった?」「つまんなかった!」というような
感じで!
ただ、これはネット環境を持ち運んでいるか、携帯がないとでき
ません。私は、参加できそうにないです!!
2.「危機を超えて」
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■格差社会の連載です。第1回は、アメリカ合衆国です。アメリカ
では、総所得の4分の1が富裕層の1%に集まっているとのこと。
これは凄い割合ですよね。
翻って、日本は? 日本の数値が出ておりません。今、販売され
ている『週刊現代』に「日本の富裕層」が特集してあります、参考
までに。この家系図を見ると、「さおありなん!」とうなずくしか
ありません!
3.「「なぜ」を訪ねて」
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■これも連載なのですが、その趣旨に、こうありました。
「なぜ、は記者の原点。(中略ー村上)暮らしに根ざす「?」から
世界を切り取っていきます」
これは、教育現場も同じですよね。生徒指導においても、「あの
子がなぜ」は必要だろうし、教材にとっては「当たり前」でしょう。
第1回はマネキンでした。ここに書くのは憚られる内容ですので
省略させて頂きます。
第2回は、「ロシア式 時超える少女」という見出しで、ロシアの
時間帯のなぜに迫ってありました。
4.「希望は貧乏」
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■これまた連載でして、これまた格差社会の別編なのかと思わせる
内容でした。いきなり冒頭から「布団と台所の往復。両親と妹と2
チャンネルが社会」という男性25歳。
結局、シェアハウスに落ち着く。よく、カーシェアという言葉は
聞いていましたが、いよいよここへ来て、すみかもシェア、オフィ
スもシェアと、何から何まで「シェア」のオンパレードですね。
こんな世界があるんだ、見知らぬ者同士がお金を平等に分担して、
住むだけの世界、凄い「家族」の実現です。
5.脱成長 豊かさ問う欧州
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■これは連載ではないですが、格差の別の別編のようです。ここで
は、欧州が舞台。ドイツでは、モノの図書館があるのだそうです。
何をするか、何と、持ち寄られた道具の貸借です。いやはや、
シェアの次は、貸借か、もう何でもあり。
私のモノも図書館にするといいのかも? でも、だめだ! 宝モ
ノなので、紛失は困るモノ!!
そして、ギリシャは物々交換!!
6.自然と人 心に潤い
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■島に焦点をあてた記事で、たぶんこれは今年のテーマ「地方から
の発信」にあったものだそうで、定期的な連載になるのでしょうか
ね?
それで、今回は奄美の元ちとせ氏登場である。小見出しに「スト
レス無縁の島 輝け」とあるように、島とストレスで書いてありま
す。私もこんな生活にあこがれます。
7.広告から
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■面白いのは、花王のCMでした。花王の商品でニコニコマークを
作ってありました。図工のデザインとかで生かせそうです。
一方のマクドナルドは、「ハートを込めて、一つひとつつくって
います」というコピーと、卵を割る両手が写真となっているのです
が、この両手の形がハートになっているのですよね。にくい! こ
の演出!!
正月の餅の飾りをハンバーガーで作ってあったのもナイスでした。
全て、図工で生かせるかな?
両方とも読売と同じパターンでした。ただし、マックの広告に
はさまれた記事は違います。
7.ルポルタージュ現在
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■これも連載になるような気配なのですが、下で述べるマグロの
記事です。この記事と下の記事を関連させて、授業開発すると、
面白いかも!!
見出しは「マグロの子 宝に化ける」でうS。
■■■日本経済新聞■■■
1.IT関連
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■ITが好きな人は、もう日経しかありません。かなりのページで、
先ほども出てきたSNS等々、かなり最新グッズやシステムが割か
れておりますよ。
ここでは具体的には省略しますので、本紙を見てくださいね。
2.アジア跳ぶ
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■連載で、今回は「世界の5割経済圏」「沸き起こる中間層」という
見出しが躍っておりました。言いたいことは、こうです。
「日本、ネジ巻き直そう」です。「勝利の方程式」が通じなくなって
きたというわけです。すなわち、「品質さえよければ売れる時代では
ない」と。
OKYって、ご存じですか。「おまえ、ここに来てやってみろ」という
意味なんだそうです。変わり始めたのが「日立」だそうで、それが証
拠に火の鳥の広告は見ましたか。イノベーション(革命)という広告
を2面ぶち抜いていましたね。あれだけでも、1600万円の広告費となり、
腹をくくったともいえそうです!!
アジア・ビジネスマップと称して、地図も入っております。
この発想が面白いのですよ。
「電子ゾーン」・・・台湾・中国広州・ハノイ
「自動車ゾーン」・・・ベトナムダナン・ミャンマーのモーラミャイン
「繊維ゾーン」・・・コルカタ・ダッカ・ヤンゴン
アジア新経済圏らしいです。
3.広告
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■熊本県の偉人、北里柴三郎登場です。テルモの広告でしたが、ぜひ
道徳で使っていきたいものです。似顔絵入りですので、導入での掲示
資料としても使えますよ。
■■■読売新聞■■■
1.紙上美術館
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■毎年の如く、新聞紙上で美術館みたいな特集記事が出ますが、
今回は、ラファエロでした。鑑賞教育で使えそうです。
他はありませんでした。
■■■毎日新聞■■■
1.世界遺産 日本の20年
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■これはみものでしたね。最初の表紙は、6年国語「森に生きる」(
光村)で使えそうな写真ですよ。
いずれにせよ、意外と知らない、日本の世界遺産等々、たくさんあり
ますので、永久保存版でしょう。
2.領土と主権
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■連載記事です。何と、領土問題は全世界にあると。どうしても、本国
中心に物事を考えてしまうので、領土というと、尖閣諸島という感じ
になってしまうのですが、第1回はドイツとフランスでした。
具体的には本紙を読んで頂くとして、領土問題を抱えた129カ国で、
114軒の問題があるとのことでした。一番多い件数は、やっぱり10件の
中国、ついてインドとフランスが6件、ロシア、イギリス、マレーシアが
5件、日本が3件となっております。
何しろ、地図入りで報道されているので、これまた保存版ですね。
3.遠婚時代
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■これも連載です。第1回は、「お金、時間は自分に投資」という見出し
でした。
2人の男女の生活から描写が始まります。どちらもこう言います。
「家庭を持つと煩わしい」「お嫁さんにあこがれたことが一度もない」
いやはや、これでは、遠婚になるはずですね。シェアハウス同様、
いろいろな生き方を選択できる時代なのかもしれませんね。
次回の記事が待ち遠しいです。
4.明日をひらくアフリカ
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■「手洗いが守る命」という見出しがあるのですが、今、とある企業が
「手洗い」キャンペーンを行っております。
その企業とは、「SARAYA」というところで、広告によると、日本初の
薬用石鹸液を作った会社なようです。ユニセフと合体して、やっている
ようです。
具体的にはウガンダという国家での取り組みが紹介されていて、国際
理解教育を進める際の教材になりそうです。
5.イマジン
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■連載でして、「74歳は、まだ中年だ」です。いやはや、確かにこう
考えた方がいいのかもしれませんね。論語の時代は終わったというの
です。
我々教職員もいよいよ65歳までなのでしょうが、これから先どうな
っていくのか、検討さえできません。
もう1つの見出しはこうです。「選択定年で人生二毛作」と。私も
そろそろ考えないといけないなーと思っています。その時がきてから
では間に合いません!!
■■■西日本新聞■■■
1.桜島マグマ経路解明
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■第1面のトップ記事です。理科の学習に使える模式図があります。利
用したいですね。
2.災害伝え生きる
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■この特集がダントツでいいのですよ。これは永久保存版です。特に、
「地形 先人の警鐘」・・・地名から過去の災害がわかる!
「九州災害史」・・・年表に近い形でまとめられているので、防災教育
をやる際には、参考になりますよ。
「9枚の紙芝居は訴える」・・・地域の取り組みが書いてあります。
3.潮流で島の電力自給
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■昨年ほどではないのですが、やっぱりどこもエネルギーに関しては、
大小はあるものの、取り上げております。この潮流は面白いですよね。
これを読んだら、私など、だったら自転のエネルギーも使えるのでは?
なんて思ったりしたことでした。ま、これが潮流や風だったりするの
かもしれませんんがね。
■■■産経新聞■■■
1.広告
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■ここに、サラヤの「手洗いプロジェクト」の1面広告があります。こ
れも国際理解教育で使用できる1枚ではないでしょうかね。絵が素敵な
んです。
サラヤによると、売り上げの1%をウガンダの手洗い普及活動にあてる
とのことです。
■近畿大学の広告も優れています。マグロがプールを泳いでいるシーン
を下から撮ったようなイラストなんでしょうか、そんな風な写真?です。
なぜ、近畿大学とマグロ、実は、世界初のマグロ完全養殖化を成し遂げ
たのが、この大学なんです。
この資料も水産業の導入で使えるかもしれませんね。
2.目覚めよ日本力
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■このシリーズもいいですね。特に、「世界を驚かせた日本製品」、こ
れが日本高度経済成長を推し進めた原動力ではないでしょうかね?
これが「ジャパン アズ NO1」を言わしめた、95年位までの成長ぶり
です。
■■■日経流通新聞■■■
1.自作自売の時代
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■特集は、これです。消費者行動に変化が出てきたとういわけです。
つまり、「選ぶ」から「つくる」に変わってきたというのです。
そして、「売る」というわけで、消費者というより供給者に様変わり
というのでしょうかね。
電子書籍などもそうですよね。ただの消費者ではなくなってきている
というのでしょう。
問題は、クレジットカード決済なのですよね。これは、かなり決定
が厳しく煩雑です。当たり前ですが。しかし、今やこの代行サービス業
があるというから驚きですよね。
これがあれば、作りさえやれば、上記のことが簡単にできるという
ことになってきます。その会社のことも紹介してありました。
■■■日経流通新聞■■■
1.モノつくり復権
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■韓国から中国から抜かれている日本の再起へ向けての挑戦という記事
で、詳細は本紙をご覧ください。
■■■熊本日日新聞■■■
1.県民出資で発電所
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■我が家も一時期、ソーラー発電を考えたのですが、築35年を超して
いるので、構造上の問題があるようで、断念したことでした。
今回の記事は、1面トップ記事でして、県民ファンドを作って、電力
会社をつくるという壮大なプロジェクトです。
今後が楽しみです。
2.徳富蘇峰
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■私はこの方に疎く、大変参考になったことでした。年表にまとめられ
ております。郷土の偉人を学習しないといけませんね。
3.ライフ 今を生きる
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■これは連載となりますね。我が家も子どもがいないので、この「生み
たい」という気持ちは、痛いほどわかります。
しかし、今にして思えば、「いなくてよかった」というのが本音です。
その理由は・・・・・・