久々に集中して本を読みました。
途中から涙が零れて、読了したいまもまだ目が熱いです。
アントキノイノチ/さだ まさし
¥1,400
Amazon.co.jp

本の内容は、過不足ない紹介だと思うのでそのまま「BOOK」データベースから引用。

『21歳の杏平は、ある同級生の「悪意」をきっかけに、二度その男を殺しかけ、高校を3年で中退して以来、うまく他人とかかわることができなくなっていた。父親の口利きで、遺品整理業“CO‐OPERS”の見習い社員になった杏平の心は、亡くなった方とご遺族のため、汚れ仕事も厭わず汗を流す会社の先輩達、そして同い年の明るいゆきちゃんと過ごすことで、少しずつほぐれてゆく。けれど、ある日ゆきちゃんの壮絶な過去を知り…。生きることの重さを知るほど、生命は大切で重くなる。爽やかな涙が流れる、感動の書き下ろし長篇小説。』

* * *

この本は、主人公の杏平が心を壊すまでの経緯と徐々に快復に向かって行く現在を交互に語りながら物語が進んで行くのですが、各々のエピソードや登場する人々についてが非常に印象深く、判りやすく綴られています。
たとえば、杏平くんの心の病を一気に発芽させた登山中の二律背反は、こうまで大きな事件じゃなくても誰しも多かれ少なかれ経験したことのある事象だと思われ、私はなんだか心臓が絞られるみたいな気がしちゃって、とても共感できました。
二律背反と殺意の証拠と優しくありながら残酷でもある理解者の存在。
それらが一気に襲って来たらどれほどのプレッシャーになるのかと想像すると心が冷えるようですが、過去と現在が巧みに行き来する所為か読み進むのに苦痛はなく、杏平くんの心が癒えるにしたがって、命の重さや大切さに素直に共感をもつことが出来ます。
ゆきちゃんという同い年のやはり大変な経験を持つ女の子の存在もよく、ふたりが新しいステージに向かう姿やラストシーンの杏平くんの言葉など、読後感がとてもよかったです。

また杏平が勤める「CO‐OPERS」という遺品整理のお仕事にも深い敬意を覚えました。
この会社は実在しているそうで、忙しなく殺伐とした方向に進んでいるように思える現代社会には、天国への引越し屋さんという自負をもつ、心優しくて強く温かい人たちが益々必要になるのかもしれません。

実は、読む前は、「アントキノイノチ」なんていうちょっと笑ってしまうタイトルを軽く見ていたところがあったのですが、読後はそんな軽さなんて微塵も残らず吹っ飛んでしまいました。
それくらい意味のあるタイトルです。
私の紹介はつたないですが、本には心に残る言葉も数多く、本当に心を打つ素晴らしいお話しだと思いますので、何か読む本はないかな…と思われましたらぜひ候補に加えてみてください。
年齢を性別を問わず非常にお奨めいたします*^^*
蝶々 蝶々 蝶々
曇り続きで洗濯が進まない今日この頃。
空がどんよりしてるとなんとなく気持ちも沈んじゃいますね。
でも今日は月曜日。
そして我が家ではだんな様のお誕生日だったりするので、気分を上げて、さて、今日はどんな日?

月齢 * 26.7
六曜 * 赤口
二十四節気 * 霜降
七十二候 * 霜始めて降る(霜始降)
誕生花[花言葉] * くり [大変ぜいたく]
誕生星[星言葉] * ムフリッド(うしかい座η星) [自己犠牲的な恋]

今日の記念日など
 * 国連デー
 * 世界開発情報デー
 * ツーバイフォー住宅の日

今日の出来事
 * 1929年 ニューヨーク株式市場が大暴落 世界恐慌が始る(暗黒の木曜日)
 * 1944年 レイテ沖海戦 戦艦「武蔵」・空母「瑞鶴」などが撃沈し海軍聯合艦隊が事実上潰滅
 * 1964年 東京オリンピックが閉幕(日本の獲得メダル数:金16・銀5・銅8)
 * 1945年 ソ連の批准により国連憲章が発効 国際連合成立

はっちのへぇ!
今日から二十四節気が変わって「霜降」に。あわせて七十二候も「霜始めて降る(霜始降)」になりました。
どちらも霜が降りる時節の意ですが、暖冬といわれて久しい昨今、東京辺りは遅いと翌年に初霜となるそうです。
初霜の時期はちょっとおいといて、この頃に吹く北よりの風を木枯らしといい、一番初めの木枯らしは「木枯らし一号」として発表されるんだとか。
去年聞いたかな?
さすがに記憶がないので、今年はちょっとニュースに気をつけてみようと思います*^^*

さて霜ですが、これは空気中の水蒸気が放射冷却によって冷えた地面や物の上で凍ったもので、「霜が降る」といっても実際は降ってくるものではありません。
放射冷却で冷えるので、気温が3度以下になると発生するのだそうです。
気温3度、想像するだけでなんか寒いですね(^^ゞ

また霜の異称を「三つの花」を言うのですが、これは結晶の形から名付けられた雪の異称である「六花」「六つの花」というのに対して生まれた言葉だそうで、霜の結晶の形とは関係ないらしいです。
とはいえ、日が高くなり気温が上がると融けて消えてしまう霜の花。
その儚い花に、とても似合う異称だなと思います*^^*

花といえば、この時期、リンドウ・フォックスフェイス・野イバラが旬だそう。
フォックスフェイスってなんだろうと思いきや、写真を見れば「ああ、これか!」って思うようなものでした。

フォックスフェイス
季節の花 300

なるほど、狐の顔みたいですね。
別名は角茄子とか狐茄子というのだそうですが茄子とついても食べられないんだって。
ちょっと残念…なんて、朝から食い気の本日でした(^^ゞ

蝶々 蝶々 蝶々
今朝のニュースでリビアのカダフィ大佐が射殺されて死亡したと聞きました。
42年間の独裁に幕とのことですが、新しい幕をあげるリビアの国の大いなる発展を願いつつ、さて、今日はどんな日?

月齢 * 23.7
六曜 * 先負
二十四節気 * 寒露
七十二候 * きりぎりす戸にあり(蟋蟀在戸)
誕生花[花言葉] * むらさきしきぶ [聡明]
誕生星[星言葉] * 1・ケンタウリ(ケンタウルス座1星) [自らに厳しい向上心]

今日の記念日など
 * 土用の入り
 * あかりの日
 * 国際反戦デー

今日の出来事
 * 1520年 マゼランが海峡発見
 * 1800年 伊能忠敬が蝦夷地・奥州街道の測量を終えて江戸に帰着 12月に略測図を幕府に上呈
 * 1857年 アメリカ総領事ハリスが江戸城に登城し徳川家定と会見
 * 1879年 エジソンが日本産の竹を使って白熱電球を完成
 * 1947年 「国家公務員法」公布

はっちのへぇ!
今日から秋の土用です。
土用といったら丑の日、夏のウナギって感じですが、土用自体は四季折々にあって立夏・立秋・立冬・立春の直前約18日間ずつとされています。
夏の土用の丑の日のウナギは、夏の売り上げ不振を何とかしたいとウナギ屋さんに相談された平賀源内が、元々あった丑の日にウの付くものを食べると夏負けしないという民間伝承をヒントに考え出したものだそう(通説)。
だから以前は梅干しや瓜でもオッケーだったようですが、源内の発案が当たりに当たって、いまではウナギのひとり舞台になってますね(^^ゞ

話が逸れましたが、土用と言うのは五行から来てます。
五行では様々なものを木火土金水の五つに割り振るのですが、そのうち季節は、春が木気、夏が火気、秋が金気で冬が水気と当てられます。
そして残った土は季節の変わり目に割り振られ、「土旺用事」「土用」と呼ばれたのだそうです。
確か土は中央という割り当てもあったと思うので、各季節を繋ぐ大任を負っているのかもしれませんね*^^*

今年は夏からずっと気温が高めで秋らしい秋を満喫しないまま冬になっちゃうのでしょうか?
いずれにしてもこよみは着々と冬へ向かってます。
そういえば、年賀状の印刷の広告もよく目にするようになったっけ。
せめてもう少し秋を堪能できる日があるといいな…なんて思った本日でした*^^*

蝶々 蝶々 蝶々