はじまったことだし、何か書かねばですな。

や、別に義務とか感じてませんから!

誰も期待してないのに勝手に義務感とか感じてませんから!(@さよなれ絶望先生)



うん、まぁほんとに、何でこの人ブログ始めたんだろうってくらい何か書きたいことがあるわけでもない(言い切った!)

ただなんとなく面白いかな、で始まったどうしようもなく見切り発車なブログです。

いいじゃないか、そんな人間がいたって。

無気力バンザイ。




そうそう、今日はお月見の日だったんですね。

うっかり忘れて何もせず終わるところでした。

ね、仕事から帰ってネットしてそのまま寝るとこでした。


良かった、うちにたまたま白玉粉があって。

良かった、たまたま梨が冷蔵庫に入ってて。

良かった、おあつらえ向きになんかいい感じのミニ手ぬぐいがあって。

すべて謀ったように聞こえるけど、全部偶然です。

すげーミラクル。


まぁ、そんなこんなで、なんやかんやでお月見の準備は出来るわけですよ。

あとはもう、なんていうか、作り手の根性にかかってるわけで(前述「無気力バンザイ」)


パッケージの裏を見ることなく、ボウルに白玉粉をぶちまけるかと思いきや、ちゃんと読みました。

えー、白玉粉250gに対して水が230mlですね。

・・・めんどい。分量がなんか中途半端すぎてめんどい。

もう適当でいいんじゃない、全部入れちゃっていいんじゃない。

とか思いましたが、以前の失敗を思い出せ、俺!な心境で過去を思い出すと。

おんなじことを思って白玉粉全部使い果たした結果、白玉の食べすぎで気持ち悪くなったことが頭をよぎりました。

あぶねー。


ヒサキ  は  かげん  を  覚えた !!


レベルアップです。ごめん、今レベルいくつだ。



さて、気を取り直しまして。

ちゃんと計算しましたよ。白玉粉100gに対して水は95mlでした。

・・・そこまで正確な軽量カップはうちにはない。

もういいや、100mlで。誰も責めないって、5ミリくらい。


粉と水の準備が終わったらあとはもう混ぜるだけです。

大丈夫、いくらずぼらだといっても、一気に水を入れたりはしませんから。

ちょっとずつ、ちょっとずつですね。

こねてる間にお湯を沸かして、沸騰したら丸めてポン。

うん、ふつう。大丈夫。間違ってない。

・・・なんでここまで追い詰められてんだ。

浮いてきたら少し放置して、水の中へダーイブ。


あら熱は取れたかと確認のため、白玉をふにふに。

うお、なんだこの手触りは。やわらかく、そしてもっちりと。

なんだなんだ、このいつまでも触っていたくなる感触は。

食べなくてもいい、このまま楽しめれば・・・!


そんな罰当たりなことを考えつつも水揚げザバー。

白玉だけじゃつまらんなー、のどに詰めて苦しむだけだよなー。

じゃあ白密でも作ってみるかと勝手に白密らしきもののあたりをつけ、作製。

水と黒糖で黒蜜作れんだから(多分)、水と砂糖で白密だろ。そんな脳内会議。

鍋に水と砂糖を入れ、火にかけることしばし。

・・・あれ、なんつーか、これって、アレじゃね?

アイスコーヒーとかアイスティーとかアイスなんちゃらに入れるアレじゃね?

・・・ガムシロだよ。何で気合入れてガムシロップ作ってんの、俺。

がっくりしつつもしゃーねーなと思う心に隙があったのか知りませんが、天から声が降ってきました。


いやいやいやいや。

それはなし。ほんとなし。勘弁してください。

なぜ、どうしてガムシロに  しょうゆをイン  だなんて暴挙に出ろとおっしゃるのか。

いくら思いつきでいつも行動してるからって、その思いつきだけは無理すぎる。


心をなだめて冷静になると落ち着きました。

うん、ほんとにあれは気の迷い。

ガムシロならぬ白密を作り上げ、白玉を皿に盛り付け、

手ぬぐいの上に梨と一緒に並べたら、まあ、なんということでしょう。

さっきまで可愛げのなかったテーブルの上が秋らしくなっているじゃありませんか。



白玉


という感動は一瞬で過ぎ去り、皿に盛り付けた白玉がなんかなだれ起こして山から平地に様変わりしてました。

へ、へたれー!

やっぱり白玉で月見団子は無理がありすぎると改めて思い、残った白玉粉は善哉にして美味しく頂こうと思いました。