【指導論-002】『見る』ことの大切さ!
橋本監督です
なぜ『見る』ことが必要なのか考えてみましょう
信号のない横断歩道をどうやって渡りますか
きっと何も考えずに、何となく渡る人はいないはずです。
『見る』
①車が来ていないか右・左を目で見る。
『考える』
②車が来ていないことを頭で確認して、横断歩道を渡ることを決める。
『行動する』
③その後に横断歩道を渡る。
普段から、『見る』→『考える』→『行動する』 ことができているのです
それは小さな頃から、「危ないから、ちゃんと周りを見なさいよ!」と色々な所で教えてもらって、やって
きたからだと思います。
サッカーの場合、あなたはボールを持って、左サイドにいます。あなたはどうしますか
①強引に左サイドをドリブル突破する。
②右へ切り返して、ドリブルする。
③右サイドへパスをする。
等々、色々な答えがあると思います。
①②③とも正解ですが、
■自分が「自チームのピッチ」か「相手チームのピッチ」か
■「自分のゴール」「相手のゴール」「味方選手の数」「相手選手の数」「スペース」はどうか
■どの選択が「ゴールにつながるか」「失点しにくいか」
を見て考えると一番良い選択ができるはずです。
だから 「見る」ことはすごく大切なことです。
横断歩道を渡る時のように、「見る」ことを無意識にできればプレーの幅は広がります
【技術論-001】『リフティング』のコツ!
橋本監督です 「ヴィエントFCとよの」のジュニアでは、学年×10回の目標を決めて、リフティングを練習
しています。
一番の上達は、たくさんボールをさわることです
今までのOBで、小学生卒業時に60回をクリアできなかったのは「1名」だけです
リフティングが全てではありませんが、ボールをさわっていれば「絶対に」できるようになります
みんな!頑張って練習しよう
『リフティング』のコツ
①(けるあし)ボールは「インステップ(くつひものむすびめ)に」あてよう!
②(たちあし)ぼうだちにならず、すこし「まげよう」!
③(たちあし)べったりつかずに、「ステップをふもう」!
④ボールは「め」ではなく「かお」でみよう!
⑤ボールは「むね」ぐらいまであげよう!
★最初は、1回→2回 と まっすぐボールをあげることから始めよう!
【指導論-001】『考える』クセ付け!
橋本監督です
選手のみんなには、サッカーを教えてもらうのではなく、自分で考えてプレーして欲しいと思います
例えば、コーチに「今なぜシュートを打たなかった」 と聞かれた時に
自信を持って答えて欲しいと思います。それは、「答え」がないからです。
サッカーは算数と違って、算数では1+1= 2しか答えがありませんが、
サッカーには「答え」がありません。こうした方が良かったかなということがあっても、
こうしなくてはいけないことはありません
だから、シュートを打たなかったのは、
・「コースがなかったから」
・「自分のキック力ではとどかないから」
・「ドリブルして抜いた方が得点の可能性が高まるから」 等々
自分がなぜこうしたか 自信をもって答えよう
そのためには。。。。
自分が「こうしよう!」「こうした方が良い!」と『見る』→『考える』ことをクセ付けよう
それが、サッカーがうまくなる近道だと思います