7月のある日、エセ五郎は赤門ラーメンが食べたくなり、東京大学へ向かった。

 

本郷三丁目駅を降りると猛烈な日差しが照り付けてくる。考えてみると過去にここに来たときは曇り空が多かった。日差しはキツイが青空は気分がスカッとする。と思ったら汗が噴き出した。

 

 

ほどなく大学へ到着。

 

 

安田講堂も曇り空より青空を背景にしたほうが断然映えるな。

 

 

 

安田講堂を眺めて満足したら中央食堂へ。

 

 

学生のみならず多くの中国人観光客、中学生や小学生の見学グループ、散歩中と思われる高齢者までいる。こんな光景はほかの大学ではあまりないのではないか。やはり東大はすべてが別格。

 

感嘆したところで 列に並んで赤門ラーメンを注文。

 

 

 

1年ぶりだ。食べ始めはあんかけ汁なし担々麺、食べ進めると丼の下のほうに残ったスープのおかげで汁あり担々麺になるというところ。

 

 

 

ひき肉、白菜、しいたけ、きくらげ・・・食べるのが2回目になると具材も注意して味わうようになる。赤門ラーメンはそんなに辛いわけではないのだが、具材の甘味がなかったら、それでも辛く感じるのではないかとも思う。この辛さはエセ五郎の舌にはピッタリ合っている。近所にあれば一年中食べに行きたい。

 

 

赤門ラーメンを食べ終えたが、せっかく来たのだからもう1メニューぐらい食べようと思い、ハンバーグおろしソースを注文。芋煮汁と一緒に。エセ五郎を名乗る以上、これくらいは軽く食べられないといけない。

 

 

 

ハンバーグは見た目よりも肉がギッシリ詰まっている。画像だけだと箸がスーッと通る軽い感じに見えるがそうではない。質実剛健のハンバーグだ。

 

ここはお味噌汁だけでなく芋煮汁も用意してくれているところが良い。学生さんは、しょっちゅうここに来るわけだから、メニューの様々な組み合わせが欲しくなるだろう。メニューの種類は多いし、組み合わせ次第で飽きずに楽しめるだろう。

 

 

2食分食べたら、甘利田先生並みにしっかりと「仕上がった」ので、食堂を後にし、学内の本屋に寄った。「東京大学出版会」の本をここで買うと気分が上がりそうだ。

 

 
 

満足して大学を後にした。なお赤門は、耐震性能の確保が確認できるまで閉鎖中。

 

 

 

今度は何を食べに来ようかな。