このところ、コバケン率高くなっています(*^_^*)

ダンタイソン、ショパンコンチェルト2番
2番は比較的新しいいろんな方の演奏を聴いてきました。中には途中で暗譜が飛んでしまった弾き手も聴いたことがありますけれど、今日のダンタイソンの演奏は、「2番ってとっても分かりやすい!」と思わせてくれました。透徹した音色がダンタイソンの特徴だと思います。それは二楽章で際立ち、うっとりしてしまいます。
アンコールはショパンのマズルカ。ブレハッチとはまた違う空気感。

さて、ベートーヴェン苦手のわたくしは最近なんとかベートーヴェンと仲良くなろうとしています。後半、ダンタイソンが弾いたスタインウェイが舞台後ろに響板を上げたまま、そこへ小林さんが寄り添って、ベートーヴェンのエピソードを。ゲーテとの出会いのくだりです。ベッティーナやメンデルスゾーンの話もまじえて、自ら月光を弾きます。こういったところ、私にとってはベートーヴェンに親しみを持つのにいい機会になりました。
コバケンの5番はやはり唸り声熱く、温かく聴きやすくまとまりのある力演。ソロ一人一人に対する眼差しの優しさや、情感たっぷりのところなど、コバケンワールドはいつもながら。小さくガッツポーズ。会場もわきたちました。
アンコール前にも解説入り。ハンガリー舞曲第4番





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