2018/03/20
小林研一郎&読響日響 サントリーホール
この日は上野ではインバル&都響、みなさんそちらに行っている模様と思いつつも、サントリーはそれほど残席はありませんでした。
前半の「アルルの女」では、首席フルートのドブリノヴさんの素晴らしい音色が牽引していました!良い方が入団されましたね〜読響の木管がますます充実していきます。でも、どーしてもこの箇所を聴くと、中学時代の給食の時間を思い出してしまう!放送でいつもかかっていたから^ ^
さて、前半から温かさに満ちたコバケンワールド、なんて丁寧で柔らかく、しかし突き進む時には熱い!マエストロのご性格が演奏の端々、小休止にまで現れる。こういったところが、何度もこの方の指揮をお聴きしたくなる一つの理由なのでしょうね。
後半、幻想交響曲、十八番という言葉では軽すぎる表現。ライフワーク?とも違うような。数多く演奏されてきているのでしょうけれども、今回の演奏は特別感がありました。
一つにはわたしの座席位置が良かったこともあるのかなーと。RBに近いRA席でした。横斜めから舞台を見下ろすところにいたわけですけれど、舞台上のコールアングレと今回は2階席L側のオーボエの掛け合いもこちらからは正面に見えて、さらに舞台の鐘の音も見渡す位置にあり、視覚的なものと聴覚との連携がマッチしている感じでした。5楽章はコバケンが描く一幅の魔女の饗宴の絵巻が繰り広げられる感が素晴らしくて、とにかく満足至極っていう心持ち…(o^^o)
コバケンさん、もったいつけずに舞台を走る走る、本当にお元気ですね!
アンコールは、震災への追悼としての、「カヴァレリアルスティカーナ間奏曲」