使い込んでいくにつれて、IE8の困ったところもだんだん目につくようになってきた。


IE7に比べれば早いし、UIの新しくなっている部分も便利ではあるんだが、どうやらChromeで注目を浴びている?JavaScriptの処理がまだまだ不十分らしい。実際、IE7では一度も問題が起きたことないサイトでトラぶっていて、互換モードで多少改善されるものの、ひどいときには開いているウィンドウがオールクラッシュしてしまう始末(さすがにこれは1回しか起きてないが)。システムが再起動しないのは助かるが、RTMまでには改善してほしいものだ。


もう少し具体的に現象をいうと、頻度が高いのはJavaScriptでページ遷移する場合だ。ページ内の戻るボタンやリンクをクリックして戻る分には問題ないが、JavaScirptでページを移動した後でブラウザのバックボタンやBackspcaeで戻ろうとすると、期限切れになってしまう。再現率はほぼ100%。最初に、某サービスのWebメールを閲覧していてこれになった時には、サーバーのトラブルかと思ったが、別のサイトのブログでも同じ現象が起きてJavaScriptとIE8が原因だと確信した。もちろんIE7では問題ない。


あとは、別窓を開く処理でもはまるサイトは何回やってもアウト。そのままそのウィンドウ(タブ)はフリーズしてしまい(マウスの操作もスクロールも可能)、別のタブかウィンドウで互換モードにして表示するとちゃんと別窓が開くようになる。元のウィンドウ(タブ)はその後タスクマネージャでプロジェクトを殺すまで閉じられないという最悪の状態になってしまう。ただし、なぜか問題のないサイトでは普通に別窓が開くので、どういう条件でこの現象になるのかははっきりしていない。