母を助けてあげたかったのに

出来なかった

もっと何かしてあげたかったのに出来なかった

その罪悪感が悲しみに

悲しみがよく分からない痛みに

いつか自分の身を焼く炎になる


あなたがそこにいただけで

ほんとは助けになっていた

少し話しただけでも

幸せだった

心の中の母が言う


知らなかったんだよ

私にそんな力があっただなんて

生まれてきたすべての子供に

そんな力があるんだね