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キングス・カレッジのメサイア。

ヘンデルのメサイアは優れモノ、私は好きです。
合わない方には向かないと思う。

独特の癖がある。

ヘンデルはアレルヤと水上の音楽以外、
大した楽曲は作っていない。


大学の恩師の弟子がケンブリッジに客員研究員として招かれていたので、
夏休みに遊びに行ったことがあります。
ケンブリッジは、
完全に大学都市なんですな、これが。

兎も角、街並みが整然として美しい。
中世風な建築物。
至るところに大きな紋章が飾られている。
これが最大の特徴ですな。
他の英国の街とは違う、

人工的に造られた運河まである。
(運河とは人工的に造った物だった。)
(笑)
ボート競技の練習をする為に造ったのでは?と愚考。


隅々まで掃除が行き届いて唖然とする。
日本の小汚い大学とはたいへんな違いだ。

それと
大学の研究設備が凄い。

国家プロジェクト並みの研究施設が当たり前の様に存在している。

図書館も巨大。
国宝級の古典も自由に閲覧できる。
勿論、許可は要ると思うが、
申請すれば下りる。

すべてが理路整然と分類され、保管されている。
まず
量的な数が圧倒的。
収集に対する情熱はパラノイア的。

パリのジャルダン・デ・プラントも標本点数が確か5億だった。
非公開も含めれば、
それと匹敵する位あるのかも知れない。
質的にも至上、究極。


一昨年、
チャリング・クロスで古文書を探りましたが、
現在ではなかなか掘り出し物が無い。

随分前の事だが、廉価でキュビエの博物図鑑を購入できる機会が有った。
その時は躊躇して買わなかった。

失敗でした。
今では数千万円出しても購入できない。

稀覯本コレクターとして無念。