灯りを消した土曜の夜に
淡い色したため息ひとつ
一糸纏わぬ、月も恥じらう
夜に火照る身を委ね

彼方に抱かれ横顔眺め
本音の在り処探ってみても
またがる恋は麝香(ムスク)の香り
バカな女好きでしょ?

手繰り寄せたシーツの上で涙を流して
それでもまた彼方に 期待してるのね

どうしようもないでしょ
曇る心もスカーレットな愛
お気に召すまま
最初からもう彼方の罠
最愛(イチバン)にしてなんてもう言わない
離さないで
掻き上げる髪振り乱して高らかに鳴くわ

不埒な秘密 SCARlet

シャワーの音でかき消されてる
彼方の電話 あの人の声
誤魔化すセリフ
「愛してるよ」と
そうね私、ヤスい女

断ち切れなくて
乾く瞳は
陽の光はちょっと明るすぎて
バスタブの中映る背徳
涙が溢れ出した

そうじゃないって言うんでしょう
わかってるのよ 言葉巧み
慾のままに淫された私、チャチな女
偽って踊る
夜な夜な開かれるマスカレード
まだ諦められなくて騙されたフリするの

それでも彼方の愛を

このままじゃダメだって
とっくに気づいてたわ
濡れる淫らな女は
もう今夜で終わりね
灼ける花の痕

どうしようもないでしょ
曇る心もスカーレットな愛
お気に召すまま
最初からもう彼方の罠
最愛(イチバン)になれない長かった恋は
お別れだわ
ありがとう 愛と名付けられない日々のカタチ

最後に微笑んで
私の愛した笑顔よ
19になる夜の
空は澄んだ雨空

恋の終わりは SCARlet