ドバイの小学校について 学校の選び方編 | ほこりまみれの駐在生活

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異国の地ドバイでの記録

我が家には子供が2人いて、

日本の小学校からドバイのインターナショナルスクールに転校しています。

 

ドバイにはもちろん現地校もあります。

が、現地校はムスリム前提、アラビア語前提。

なので日本人は基本的に日本人学校かインターナショナルスクールを選ぶことになります。

 

我が家は、インターを選びましたが、特に高尚な理由あったわけではありません。

コロナ禍で日本人学校が募集を停止していたので

インターに入らざるを得なかっただけです。

 

ドバイには星の数ほどインターがあって、

それを調べるのだけでも一苦労。

 

ドバイにはKHDAという機関があって、ほぼ毎年、ドバイ全土の学校をレーティングしています。

学校探す場合にはこちらを利用するのが便利です。

 

KHDA - Schools

 

私たちが選ぶ基準にしたのは以下のこと

①会社・家から近いか

②レーティング

③カリキュラム

④EALがあるか

⑤値段

 

まず、①の学校からの距離ですが、これ、地味に大事。とても大事。

こちらは電車があまり発達していないので、

通学は、徒歩、自家用車、スクールバスのいずれかを選択する人がほとんど。

車社会で、とにかく道が混むので、家や会社から近い学校を選ぶことをお勧めします。

 

②のレーティングは、KHDAでの学校の評価のことです。outstandingが一番良くて、very good, good, acceptable,week...と続いていきます。

レーティングのいい学校に入るにこしたことはないけれど、

outstandingの学校は人気でウェイティングがかかっていたり、英語ができる子供でないと受け入れてくれないことも多いので注意が必要です。

また、レーティングにこだわりすぎなくてもいい気がします。

KHDAの評価では、アラビア語やイスラミックの授業にも力をいれていないと評価が下げられたりするからです。

good以上であればまあ大丈夫じゃないかな、というのが私のイメージ。

ちなみに日本人学校もgood評価。

見学してみて、「ここよさそう」と思えばそれでOK。

 

③カリキュラムですが、多いのはブリティッシュかな。あとはアメリカン、IB、各国のカリキュラムと続きます。

アメリカンは数が少ないので結構人気、私が調べたときは「英語ができない子はお断り」的なところも多かった気がします。

将来ドバイや外国に移住を考えている方はIBを選ぶのもいいかなと思いますが、

こちらも子供の英語力が問われるかもしれない。

 

④EALがあるか

これ、とても大事。本当に大事。子供はインターでも放り込んでしまえばいずれ英語を話すようになりますが、

結構子供もつらい思いをするので、

子供が英語があまり話せないのであればEALのサポートがあるところに入るのをお勧めします。

EALも、

「レベルごとにクラスが分けられているのか」

「とりだし授業なのか、あるいは英語ができない子だけが集められたクラスに入れられるのか」

「週に何回か」

「普通クラスでは補助の先生がつくか」

などをきちんと調べておくと、のちのち「こんなはずじゃなかった」ということを防げると思います。

 

⑤価格。今ね、円安だからつらいな。会社の補助や自分の懐と相談してください。

リーズナブルな学校によっては、立地的なこともあいまって人種にかたよりがあったりするところがあるので注意。

 

さて、いろんなことを書きましたが、

我が家はというと、我が家は交通手段の面でいろいろと制約があるので、

①の家からの近さを重視。あとはレーティングと価格を見ながら決めました。

最終的に2校にしぼって、夫が学校見学(母子はまだ日本にいた)。それでもいまいち決めきれず

最後は「こっちの制服のほうがかわいい」という理由で(最低…)決めました。

ま、こんなもんだよね。