コスモス前記事「続・脳に効く話 」からの続きですコスモス



『エチカの鏡』で林成之先生が紹介していた「脳」に関するお話の中に

「脳は終わりが見えると安心してしまう」というお話がありましたひらめき電球


林先生は、競泳の日本代表チームのアドバイザーとして

五輪前にはチームの合宿などで講義をされていたそうで、

北島康介選手の金メダルは林先生のおかげとも言われていますへぇー


(ちなみに脳卒中で倒れたオシム監督の主治医を務めたのも林先生のようですへぇーへぇー


こんな記事を見つけました。

北島連覇の秘密は“勝負脳” 林成之・日大大学院教授



「脳は終わりが見えると安心してしまう」と考えると

0.1秒、0.01秒を争う競泳では、そのちょっとした「安心」が敗北を招く可能性があります。

ときどき競泳で「最後、手が流れちゃいましたね~」という解説を聞きますが、

それが競泳での、ちょっとした安心、の1つなのかなと。


その「安心」を排除するために、林先生は、

「プールの壁に指先が触れたらゴールと思うのではなく、

そのあと振り返って電光掲示板を見た時がゴール」

という意識を北島選手に植え込み、特訓を繰り返したそうです水泳


つまり、ゴールを本来の位置より先にズラすことで

本来のゴールまで気を抜かず、力を出し切れるように

脳の意識を持っていったんですねかお


北京五輪での北島選手の100m決勝は

正にその効果が発揮されたレースとして紹介されていましたオリンピック





何度見ても、いいシーンですねにへ




さて、林先生の考え方をを自分の平々凡々な生活に落とし込んでみると・・・


目標手前で安心してしまうこと、多々あります。

仕事、勉強だけでなく、家事(特に掃除)の面においても354354


「私、ここまで結構がんばったよね。良くやった、良くやった」なんてあせる


問題集は必ず最後の数ページは残ってしまう。

掃除ではある程度片付くと自分を褒めて満足し、終わらせてしまう・・・。


この「がんばった」と自分に言ってしまうことも脳に良くない習慣だそうです。

(と『脳に悪い7つの習慣』に書いていました汗


安心することなく、最後まで走り抜ける走る人DASH!


でもこれって簡単ではないです。

「最後まで力を抜かずに」と意識し続けること自体が

ストレスになってしまうかもしれませんし。


そこで思うのが、林先生のやり方ひらめき電球


目標を少し先に置いてみる。



そうすれば、強く意識していなくても、気づいた時には目標を達成できていた合格

となるのかもしれません。

確かに、そんな経験、人生で何回かはありませんか?


実は、前にご紹介させていただいた枝廣淳子さんの『朝2時』 の中で、

枝廣さんがご自分の目標を設定する場面でこのように書かれています。



「目標地点の八割まで到達できるとすると、

目標地点が高ければ高いほど、遠くへ行けるはず」



枝廣さんは本当にサラッと書かれていますが、

この発想って当たり前に誰もがしていることではないですよねおぉ!


少なくとも私は、目標は最低限の位置に定め、キッつキッつのスケジュールで

それを達成しようとしてしまいます。だから、スケジュールが少しでも狂えば

最低限達成させたい目標さえ達成できなくなってしまいますガーン


人間の心理、脳のメカニズムを認識すれば

目標の立て方が変わり、無理のないスケジューリングで

目標を達成できることが増えるのかもしれません。


具体的な内容はまだ思い浮かばないですが、

学習やライフプランに役立てたいですね。

この週末にでも、ゆっくり考えてみようと思います好



毎度毎度、長くてすみませんあせる

どうしたものですかね~ぼー


最後まで読んでいただきましてありがとうございましたキラキラ



今週はずっと暑いみたいですが、ご体調にお気をつけて、

連休の方も連休でない方も、良い週末をお過ごしくださいね音譜