1ヶ月間、なりを潜めていた激頭痛に日曜・月曜と襲われ
夕方ダウン→夜中まで寝る→夜中に治って覚醒し中々眠れない→朝起きられない
という負の連鎖に陥りました
こんにちは
グラフィック&ウェブデザイナーの森本千恵です
たぶん今日は大丈夫なはずです
さてさて、チラシや名刺、パンフレットにQRコードを入れることが
割と当たり前になってきた今日この頃。
QRコードは簡単に作成できます。
URLを入力するだけ
でも出来上がったQRコードは基本的に「RGB形式・PNG・72dpi」という
そのままでは印刷に使えない形式でできあがります。
それを印刷物に対応させるための2つの方法を書きたいと思います。
※IllustratorCS2以降 or Photoshopソフトをお持ちの方への記事となります。
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Illustratorでパス化してしまう
CS2以降のバージョンをお持ちの場合はご利用可能です。
手順はCS5を使っての説明です。
1.QRコードを配置する(リンクでも埋め込みでもOK)
2.アプリケーションバーの「ライブトレース」横の▼をクリックして
トレースオプションをクリック
3.以下の様に設定します
> しきい値=1
> 再サンプルにチェックをして=600
> 誤差の許容値=0
> 最小エリア=0
> コーナー角度=0
※プレビューにチェックを入れて確認しながら行いましょう
4.トレースボタンをクリックした後アプリケーションバーの「拡張」をクリック
すると画像だったQRコードがパスになります
パスにしてしまうことでQRコードの画像リンク漏れを防げますね
(私横着なのでよくリンク漏れしちゃうんです)
IllustratorCS2より前のバージョンをお持ちの方は↓
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Photoshopで画像を最適化
印刷物の場合、使う画像には制約があります
・解像度350dpi以上
・カラーモードCMYK
・保存形式EPS (印刷会社による)
WEBで作ったQRコードはこの条件を満たしていないので、
Photoshopで変換してあげます。
1.作った画像を開く。最初はこんな感じになっています。(解像度72dpi)
このまま解像度を変更してしまうとぼやけてしまうので
2.まずはカラーモードを一旦インデックスカラーにします
ダイアログが出たら下記の状態にしてOKを押します
3.この状態で解像度やサイズを変更してもぼやけなくなります
> 解像度=350
> サイズ=2cm×2cm(配置したい大きさに調整してください)
4.最後にカラーモードをCMYKに変更します
任意の形式で保存してIllustratorに配置すると
ぼやけずそのまま利用できます
左が先ほどライブトレースしたもので右が最適化した画像を配置したものです。
見た目にほとんど相違ありません
念のため、出力してご自身のQRコードリーダーで読み取れるか確認してくださいね。
私はCS5までしか持っていないので、
CS6以降現在のバージョンまでの新しい機能を知りません。
もしかしたらもっと簡単にできる機能が付いているのかもしれませんので、
あくまでも私のやり方…ということで掲載させていただきました。
お役に立てれば幸いです