日本に帰ってきました。

終わってみたらあっという間だったけど、何もかもが新鮮で楽しい旅だった。



一日目

成田から約7時間のフライトの後、現地の空港に着いて、まずは日本との気温差に驚いた。
空気はからっとしてはいたけど、気温は夜なのに30度近く。日本から着てきたジャケットを脱いで空港の外に出ると入口から凄い人だかり。空気も匂いも日本とは全然違う気がした。

着いた時刻は夜の23時。そこからバスでホテルに移動して、ホテルに到着したのはてっぺんを廻って24時半。とりあえず今日は何処にも出かけられないので、近くのコンビ二で水とビアとお菓子とホットドッグを購入。ホットドッグを買う時、セルフサ-ビスっぽかったので、これどうするの?と英語で聴いたんだけど、通じない。でも何となくニュアンスは分かってくれたみたいで、店員さんがベトナム語で何かを喋りながらホットドッグを作ってくれた。おお、親切だな~と思ってたら会計の時、レジには109,000VNDと書いてあるのにもう一人の店員と電卓を別にうちはじめ、小声で「122,000VND、OK?」と言われた。ン?これはセルフじゃないとこの値段なのか?と思って。とりあえず、130,000VND支払った。するとおつりが8,000VNDのはずが5,000VND一枚と1000VND一枚と500VND一枚を渡された。…足りねえじゃねえか。でもベトナム語が良く分からないし「釣り足りないッス」って言うのが面倒になって「Thank you」と笑顔で言って店を出た。ん~…なかなか面白い旅になりそうな予感。

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かっぱえびせんベトナムVersion.実は食べずにそのまま日本に持ち帰ってきた。よって味はまだ不明。
べトナムのおかしの袋はパンパンです。

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ベトナムビール。読み方は、現地の人は「バーバー」だったか「ハーバー」って言ってたような。
言葉の分からない現地のテレビを見ながら、まったりして3時頃就寝。おやすみ~。






二日目

今回の旅は基本ノープランだったけど、一日一個だけオプショナルツアーを現地の旅行会社に行って組んでもらった。今夜は19時くらいからのサイゴン川のディナークルーズに参加。
それまでの時間、とりあえず街をブラブラ歩いて観光する事に。
街は想像よりも大きく、何となくヨーロッパ調の雰囲気も感じさせた。
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これは市民劇場?だったかな。

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教会、近くではウエディングドレスを着た花嫁さんとビシッとスーツできめた新郎が写真を撮られていた。撮影なのか分からないけどとりあえず「おめでとう」と心の中で祝福。


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百貨店。この中のスーパーマーケットは色んなものが置いてあって面白い!お土産ならスーパーで売ってるべトナムコーヒーがおすすめ。



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ビンコムセンター。どうやら最近出来た大型モールで色んなブランドショップが入り交じる。
この地下で昼食をとることにした。

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…メニューで名前が読めなかったのでとりあえず指差して「This one, please」と。
ついでに「アイスティー」って注文したんだけど、熱々のホットティーがテーブルに届いた。仕方ないのでミネラルウォーターもこの後に頼むことに。飯の味は最高に美味しかった。



昼食後、再び街をブラブラ。とりあえず一番今回苦戦した事といえば、やっぱり道路横断。
横断歩道なんて基本ないので、自分でタイミングを見計らって、車とバイクをかわしながらすり抜けて渡るしか無い…でも交通量が半端ないので、最初はビビるけど突っ込むしかない。そして勇気を振り絞って突っ込んでみる、と、クラクションはガンガン鳴らされるけど、それほどスピードも出していないし基本バイクだらけのなので渡れる事に気づく。ただ大型バスや車が多い場合は見送ってから渡った方がいい。
ちなみに日本に帰ってきた昨日、その習慣が出そうになって赤なのに渡ろうとしていたオレ。あぶねえ。

あと、タクシーとバイクタクシーはトラブルが多いって聞いていたので乗るのをやめてほぼ歩いての行動。バイクタクシーや人力車的なものの運転手はホント勧誘がしつこい。一度目が合ったら、断っても断っても100メートルくらいまで先まで普通についてくる。仕方ないのでそんな時はお店に入るフリをしてかわす。

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ベンダイン市場にも行って来た。色んな雑貨が置いてある。「オニイサンオニイサン!」って何回も言われた。


4時近くに一旦ホテルに戻りシャワーを浴びて、少し休憩しつつ、夜はクルージングに行った。
参加者は、カップル、女性友達同士、おじいちゃんおばあちゃん、
そしてオレ。

やべえ、完全一人じゃん。

気まずくて写真を撮れなかった。もちろん相席で一つのテーブルで料理が大皿で出てくる。
船内に入り、席に案内されると椅子が六個しか無かった。
おお!もしやこれはオレは一人で違う席か!一人は淋しいはずなのになぜか心の中で喜んだ…

ら、椅子が登場。強制的に王様席に座らされる事に。結構席も隣同士接近してる。そんな時はとりあえず別に用も無いのに携帯をいじる。ツイートなんぞしてみる。まだ船は出発してない。


しかし、
しばらくすると料理が出て来たので、取り分けをしてるうちに周りと自然と会話が生まれる。
みんなとても良い人達で心から食事とクルーズと会話を楽しんだ。
そして、自分はいつの間にか消極的な人間になっていたんだなあって思ったのか、小学生の時の記憶が蘇った。小学生の時、学校が終わると皆が遊びに家を訪れてきて靴が玄関に溢れかえっていた。
もっと社交的な人間だった。それがいつの間にか、理想像を自分で勝手に立てて、カッコつけるようになったのかもしれない。それが自分を消極的にしてしまってるのかと考えた。次第にプライドも変についてしまった。

でもココではそんなプライドも捨てる事が出来た。楽しい時間を過ごせた。
名前を聞くのを忘れちゃったけど、でもそれも旅の醍醐味なのかな。

ほろ酔いで途中コンビニに寄り、少し街をブラブラしようかと思ったけど明日も早いのでホテル帰って就寝。おやすみ。




三日目。今日はメコン川を川下り。
ここでは結構一人旅の人も多く、行きのバスで隣にいた大学生と仲良くなった。
どうして一人旅をしてるの?って聞いたら「今のうちにやりたい事をやっておこうかと思いまして」と。オレが出発前に思っていた心境と同じだ。


バスに揺られて約二時間、まずはクルーズに乗って島まで。
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風を感じながらクルーザーの中で冷たいココナッツジュース。最高。



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島に到着。島に到着するとお茶とお菓子、そしてフルーツが出された。
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ココナッツキャンディーを作ってるところ。全てこうやって手作業で作られるんだね~
味見してみたらキャラメルみたいで美味しかったので、一個30,000VNDでお土産として購入。
ちなみに単位が日本と違って分かりずらいと思うけど、100円がだいたい30,000VNDくらいと思ってもらえれば。

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普通にドラゴンフルーツがなっていた。
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これを使って果物だったり色んなものを運ぶんだね。


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ジャングルの中の遊歩道を歩いて行くと、いよいよメコン川の川下りへ。


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船頭さんが前と後ろに一人ずつ。船に乗り込むとグラグラと。一瞬転覆するんじゃないかって不安もよぎるけど、いざ船が出発すると凄く楽しい。すれ違う船も沢山あってその度に笑顔であいさつ。たまに「チップチップ!」と。なんでやねん。

途中、がつん!と音がして身体が少し前のめりに。
船同士三つが衝突。しかし船頭さん達は何事もなかったように船を回転させて再びこぎ始める。
しかしこんなトラブルも楽しくて笑った。

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到着してから再びクルーザーに乗りバスへ乗り込むとレストランに入る。一番下のふっくらしたボールみたいなのは餅。ちなみにどれも美味しかった。食べ終わってまた二時間バスに揺られてホテルに到着。風呂に湯を溜めて浸かり、湯上がりに冷蔵庫に入っていた冷たいミネラルウォーターを飲み干して幸せを感じる。夕ご飯の時間まで部屋でテレビを見ながらベットに横たわりまったり。




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川下りで仲良くなった大学生とホテルが一緒だったので、飯でも一緒に行く?と誘い
ベンダイン市場近くの屋台まで行く。とにかく英語がほぼ通じないので、料理を五品程指を指して注文+ハイネケン三本で計200,000VND。とにかく安いし美味しいけど、飯を食ってるのに通りすがりの人が靴磨きしませんか?とジェスチャーしてくる。一緒に行った大学生アサクラくんがこの靴をどうやって磨くのかと言っていた。彼の靴を見たら真っ白のオールスターだった。
とにかく靴磨き以外にも飴やら雑貨売りやら、断っても断ってもしつこい。
困っていると身体のデカイ店長みたいな人が「あっちにいけ」と追い払ってくれた。

帰りにカラベルホテルってとこの10階にあるバーに行くとバンド演奏が始まった。
音楽はやっぱり国のカラーが出る。多少南国感がありつつも、例えばEm→A→Dmaj7→G→ってな歌謡チックなコードの運びだったり、ほんの少し懐かさ、哀愁ささえ漂う。
テラスだったので外を見下ろすと、外でも市民劇場の前で黒いスーツを着た男性二人組が踊って歌ってる。見物人はみんなバイクにまたがってそれを見てる。人だかりは次第に大きくなっていく。そしてそれらは完全に道路へはみ出してしまってる。音楽に交じってクラクションも同じボリュームぐらいで飛び交っている。そして左耳ではバンド演奏。頭の中は超ミクスチャー。
しばらくしてまた劇場前の演者達を見るといつの間にか二人から六人になっていた。
カクテル二杯ずつ飲んで、ホテル戻って、明日最後に朝飯一緒に食おうと約束をして別れた。
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最終日

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7時に飯を食って、アサクラくんに「じゃあね」と挨拶をして、
12時にチェックアウトだったので、フロントで荷物だけ預かってもらい(ちなみにホテルのフロントやレストランは英語が通じる)、ちょっと街をブラブラ。
カフェに入ってまたおつりをごまかされたけど別に何も思わなくなった。ただそれだけじゃ何だかなあ…と思ったので、5秒ぐらい店員の目を凝視して「Thank you」と笑顔で。いちいち怒ってたらつまらなくなるしこれも文化だと思うしか無い。


スパがお得だとガイドの人から聞いていたので、スパに入る。4時間で100ドル。
ちなみにべトナムドンの他にUSドルも通じるお店もある。

中も凄い綺麗だったし、雰囲気も良くてとても印象の良い人達ばかり。行ってかなり癒された。
アナムQTスパ最高。


終わって6時。迎えはロビーに9時だったので、とりあえずはべトナム最後のご飯。


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