こんにちは最後の投稿からずいぶん時間が経ってしまいましたね。
もう7月になりました。今年ももう半分が始まってしまいました。
皆さんはどうお過ごしですか?
こちらはすっかり冬で毎朝起きるのがつらいです。
本はというと実はかなり前に買った本をちょこちょこ読んでいました。
この本は大型マーケットで$9という豪州ではかなり破格の値段で売られていました。
また、安いだけでなくWinner of British book awardsで世界でとても読まれただろう小説です。
もしかしたら洋書好きの方やすでに翻訳されいるのかもしませんがご存じの方もいらっしゃるのではないかと思います。
Eleanor Oliphant is completely fine
GAIL HONEYMAN作
なぜ私がこの小説を読み続けるのに時間がかかったのかというと、確かに出てくる単語がかなり難しというのはありましたが、初めの3分の2は常にエラノーひん曲がった根性というか、陰キャ爆発思想がノンストップで気分が滅入ってしまったからです。
しかし、時々あまりにもひねくれた行動や考え方が共感でき、面白可笑しく何度も声を上げて突っ込んだり笑ったりもしました。
特に思い入れもないので(しいて言えばもう一度英語学習として読み直そうかな)内容をご紹介します。
イギリスに住むOLアラサーエラノー。毎日同じことを繰り返しています、毎朝同じものを食べ、同じ服を着て、同じバスに乗って、同じ会社に通っています。変わっていると言えば、毎週末にはウォッカを数本飲んで、時々来る「ママ」からの電話。
オフィスでの雑談やイベントなんてまっぴらごめん。
ひょんなことから老人を助けてしまって、さあ大変。毎週のようにいつもと違うスケジュール、新しい人々。そしてレイモンドとの出会い。
あたたかい人々と関りで少しづく彼女の心も変わっていきます。
彼女がなぜ偏屈で変わり者なのか、少しづつひも解いて行きます。
ほどけたひもは最後に意外な展開で結ばれます。
これはラブストーリーではありません(よかったぁ 私はあまり恋愛小説が好きではないので)
しかし、あえて言うならソール(魂)ストーリーではないかと思いました。
偏屈でアル中、陰キャ女から応援したい、友達になりたい女性と彼女への目線がすっかり変わるそんなお話でした。
英語レベル: 結構できる人向け(私のレベルが低いだけかも?)