手作りのカードをブログで紹介するとき、表紙がゆっくり開く短い場面を添えたくなることがあります。無料・登録不要のAI動画生成を使うなら、最初は「少し開く」という一つの動きだけを考えてみましょう。手でつまむ動作や、文字が浮かび上がる演出まで同時に加える必要はありません。
この記事では、机に置いた二つ折りカードが5秒の間に少し開く、という架空の場面を準備します。掲載する図と文章は作り方を考えるための例で、生成を試した結果ではありません。完成したカードの実物を正確に見せたいときは、ご自身の写真や動画を使う方法も合わせて考えてください。
「開く前」と「開いた後」を先に決める
まず、カードを置く向きから決めます。今回は折り目を左側にして、裏面を机につけたまま、表紙が少し持ち上がる場面です。最後まで大きく開かず、中面が少し見えるところで終える想定にします。
表紙には小さな丸い飾りを三つだけ置き、文字は入れません。「ありがとう」の文字を読めるまま保つことと、折り目に沿って開くことは、別々に確認したい問題だからです。最初から両方を条件にすると、動きがよかったのか、文字が気になるだけなのかを整理しにくくなります。
画面にはカードの四辺と、周囲の机を少し入れます。表紙だけを大きく切り取ると、折り目の位置や、カード全体が動いてしまったかどうかを見分けにくくなります。背景の小物は増やさず、明るさも途中で変えない計画にしましょう。
動かす部分と残す部分を分けて書く
動画生成に入力する指示文を、プロンプトと呼びます。見た目の説明だけで終えず、「どこを、どう動かすか」を一文で書くのが出発点です。今回なら、表紙は動かし、裏面と折り目の位置は保ちます。
たとえば、次のように書けます。
明るい木の机に置かれた、淡い桃色の二つ折りカード。表紙には小さな丸い飾りが三つあり、文字はない。左側の折り目を軸に、表紙だけがゆっくり少し開き、中面がわずかに見えるところで止まる。裏面は机についたままで、カード全体の位置は変わらない。斜め上からの固定カメラ。柔らかい光は一定。5秒の一続きの場面。
「感動的で美しいカード動画」という説明では、何を動かすのかが決まりません。雰囲気を足す前に、表紙、折り目、裏面という三つの関係を伝えてみてください。
また、「カードが開き、花が飛び出し、カメラが寄る」という指示は、別の企画として分けたほうが確認しやすくなります。この例で知りたいのは、表紙がカードの一部として開いて見えるかどうかです。
画像を使うなら、同じカードの二つの状態をそろえる
まだデザインを考えている段階なら、文章だけで場面を作る方法があります。その場合、生成されるカードはあくまで想像上のデザインとして扱います。
ご自身のカードをもとにしたい場合は、撮影位置を変えずに、閉じた状態と少し開いた状態を用意します。表紙の色、飾りの数、机、光の向きが一致しているか見比べてください。別のカードを最後の画像にすると、開く動きに加えてデザインまで変わる指示になってしまいます。
今回紹介する無料フォームは、画像入力を選ぶと開始と終了の2枚が必要です。写真が1枚しかない場合、そのまま1枚だけで進める前提にはできません。対応する終了画像を準備するか、文章だけで動きの考え方を探る方法に切り替えます。画像は自分で撮影したものなど、使用できるものを選びましょう。
5秒の試作として入力する
AI VideoWebの無料AI動画生成ツールは、文章、または開始・終了の2枚の画像から作る入口として利用できます。ページの説明では、登録不要で5秒・480pの動画を生成でき、生成回数の総上限はありません。入力後にはサイトの確認操作が必要で、無料の待ち列で順番を待つ場合もあります。
カードを横に見せるなら16:9、正方形の写真と並べるなら1:1など、載せる場所に合わせて構図を選びます。縦長の9:16を選ぶ場合も、カードの角が見切れないように余白を考えてください。比率の選択だけで折り目が正しく保たれるわけではないので、できた動画の確認は別に行います。
本記事はFLAQ TECH PTE. LTD.のAI VideoWebチームが提供しています。
折り目・模様・机との位置を順に見る
まず動画を普通の速さで見て、表紙が少し開いたと分かるかを確認します。次に、最初、途中、最後で止めて、次の三つを見比べます。
- 折り目が同じ場所にあり、表紙がそこを軸に動いているか。
- 丸い飾りが三つのままで、形や並びが大きく変わっていないか。
- 裏面が机から浮いたり、カード全体が横滑りしたりしていないか。
最後の一枚だけがきれいでも、途中で表紙が別の紙に変わって見えるなら、開く動作の説明として使いにくくなります。反対に、飾りの色を少し変えたいだけなら、まず動きの案として保存してから見た目を検討することもできます。何のために作る動画なのかで判断しましょう。
次の一回は、気になった一つだけ直す
カード全体が浮く場合は、「裏面は机についたまま」を見直します。開き方が大きすぎる場合は、終了画像や「わずかに見えるところで止まる」という指示を調整します。折り目が移動する場合は、2枚の画像で軸の位置がずれていないか先に確認します。
このとき、表紙の色や机の材質まで一緒に変えないようにすると、何を直そうとしていたのかを保てます。役立つ版ができたら、動画と指示文を同じ名前で保存し、「折り目はよい、開き幅だけ再調整」のような短いメモを残しましょう。
ブログでは、AIで考えた動きのイメージであることが分かる説明を添えます。実物の紙の厚みや手触りを伝える写真と組み合わせれば、読者が「作品そのもの」と「動きの提案」を混同せずに読めます。