私のインナーチャイルドが、急にランドセル背負いたくなりました(笑)
怒りを抱えたインナーチャイルドがそろばん降り上げて暴れている図!のつもり。
(伝わる可能性の低さに、我ながらびっくり)
こっそり黄色帽かぶってランドセル背負って写真撮っていたら、小学生の子供たちが驚愕→心配していましたw
小1の帽子で、自分の頭のでかさに気付くという、天罰にあいました~笑
注:内容は、いたってまじめな話です。
今回は、アダルトチルドレンの生きづらさを、インナーチャイルドを癒すことによって楽にしましょうというお話です。
☑感情のコントロールができなくなって、人間関係を断絶してしまった経験がある方
☑感情にフタをしている という感覚がわかる方
☑怒り、悲しみの火種を抱えている という感覚がわかる方
☑特定の人を見て、猛烈に感情が揺さぶられる方
アダルトチルドレンで、インナーチャイルドが傷ついている可能性があります。
アダルトチルドレンとは、元々はアルコール依存症の親を持つ子供たちで、大人になってからも生きづらさを抱えている人たちのことを指していましたが、最近では機能不全家族で育ったために、大人になっても生きづらさを抱える人のことを総称しています。
一見すると、立派な大人として社会に適応している人が多いですが、実は大人になりきれていない部分も多く抱えています。
それは、子供っぽいとか幼稚という意味ではないです。
□感情の爆発が止められない
□自分が何かしてしまったのではないか、自分が悪いのではないか
□自分は価値がない
□慢性的な空虚感
□周りの顔色を窺わないといけない
□幸せになってはいけないし、自分は幸せになれない
□人を全然信じられないかと思うと、簡単に信じてしまうこともある
こんな感じの思いを抱えている意味での未成熟です。
成熟した大人として、自分自身を幸せにする責任を果たしていないということです。
なぜか。
幼少期に、愛されて関心を持ってもらったり、ありのままの感情を受け止めてもらったり、自分に必要なことに気づいて要求したりする練習ができなかったからです。
小さい頃から、関心を持たれずに放置されていたり
あるいは関心を持たれすぎて過干渉に息苦しいほどだったり。
ありのままの感情を言っても聞いてもらえなかったり、否定されたり。
必要なことを要求したら、聴いてもらえなかったり、わがままだと言われたり。
そうする内に、自分の感情にフタをして、要求をおしこめて、見ないように、感じないようにして、親が喜ぶように、親が怒らないように振舞うという方法を学習して身に着けてしまったのです。
しんどい幼少期に心に押し込めた感情のことをインナーチャイルドと呼びます。
傷ついた内なる子供という意味で、感情をチャイルドって人格化させることによって、扱いやすいものにしましょうという概念です。
イメージが得意な人には、インナーチャイルドと呼ぶことによって癒しやすくなりますが、イメージが苦手で論理思考が強い方は、別の方法、認知行動療法の方が向いているかと思います。
心の奥底に抱えている感情は、言語化されていない感覚レベルで存在する記憶なので、対処がむずしいです。
なので、感情の人格化、視覚化、言語化するインナーチャイルドセラピーは、アダルトチルドレンの方が抱える生きづらさの解消にかなり有効だなと、臨床経験から思っています。
インナーチャイルドが傷ついていると、どうなるか。
感情的になって爆発するか、ぶち壊すか、引きこもるか、といった極端な幼い行動にでやすくなります。
チャイルドっていうくらいですから、子供です。
ツラさを抱え込んだ年齢のままのことが多いです。
怒った時は誰しも、感情的になることはありますが、度を越してしまいます。
度を越したストレスは、言いやすい人、弱い者に向かいます。
「なんであんなに怒ってしまったのだろう」
というおなじみの後味の悪さがある場合は、傷ついたインナーチャイルドが出ていたと考えることができます。
「どうせわかってもらえない」
と怒っているインナーチャイルドが出てきて暴れているということです。
その子はまだ小さい子供で、わかってもらえなかった怒りとか、悲しさ、孤独感、絶望、自分がダメだからわかってもらえないんじゃないかという無価値観とか、複雑な想いを抱えています。
怒りを爆発させた後に、罪悪感にさいなまされて、必死に謝るという場合は、一生懸命愛情を求めるインナーチャイルドが出てきて必死になっています。
人が恋しくて愛されたくて仕方ないチャイルドの仕業。
大事な相手に爆発してしまうなんてダメな人間だと、自分を責めたてます。
どこまでやったら許してくれるのか試したくなっています。
一方、どんな自分でも愛してほしいという幼稚な複雑な想いを抱えています。
チャイルドですね。
理不尽なことを言われても、「自分に非がある」と思い、と言い返せずに受け入れてしまう場合は、
「常に親が正しくて、子供が常に間違っている」
と、間違った学習をして耐えているインナーチャイルドが出ています。
親に甘えてワガママを言っている子供を見て、無性に腹が立つとしたら、甘えることを自分に禁じて封印して頑張ってきた本当は甘えたいインナーチャイルドが出ています。
自分は甘えたくても甘えられなかったのに、我慢したのに、平気で甘えている子を見たら感情が激しく動きます。
インナーチャイルドが傷ついた時期は、物心ついた2,3歳だったり、もう少し大きかったり色々です。
親との関係性だけではなく、学校や兄弟友人関係でのいじめや劣等感のツラさを抱えたチャイルドもいます。
もし、気に入らないことがあると、関わるのを避けて引きこもったり、感情を抑えきれずに暴言を吐いてしまったりするパターンを持っていたら、あなたの中にもう逃げ出したいくらい傷つくのが怖い傷ついたインナーチャイルドがいたり、周りは自分を攻撃してくるに違いないと身構えているチャイルドがいる可能性が高いです。
意地悪い気持ちや、ひねくれた気持ちが急に出てくるのも、傷ついたインナーチャイルドの仕業だと考えられます。
目の前にいる相手を攻撃したい気持ち、意地悪したい気持ちが抑えきれず、暴言を吐いてしまって、取り返しがつかなくなります。
いじめられて傷ついているのに、何もできなかった悲しさ、悔しさ、無力感、怒りを抱えたチャイルドが、
「やり返してやりたい!」
と叫んでいる可能性が高いです。
このように、感情が激しく動く瞬間は、もう一瞬で年齢退行して3歳5歳の自分になってしまっている感じ。
大人の今の自分と離れているから、コントロール不能な状態です。
どうしていけばよいのか。
それは、内にいるインナーチャイルドに気付き、対話し、傷を癒していくこと。
そして、大人のあなたにくっつけていくことです。
大人のあなたにくっつけていくと、チャイルドたちがツラかったのは過去のことだと理解することができます。
そして、たまっている感情を流して、自分も相手も大事にする新しいやり方を身に着けて成長させていくことができます。
ツラい時に、爆発したり意地悪したり黙り込んだり、逃げる幼い子供のやり方ではなく、成熟した大人として対処していけるようになります。
大人のあなたにチャイルド達をくっつけていくのは、今まで傷つきながらも頑張ってきてくれた子たちを追い出したり消すことではなくて、本来はひとつだったあなたに戻っていくということ、おわかりいただけましたか?
チャイルドたちは、言葉のない世界にいます。
体感レベルでツラさやしんどさや怒りなどを感じている世界。
だからこそ、言語化して視覚化することによって認知できる状態に引き上げていく、扱えるものに変えていく必要があるんです。
物事には、光と影があります。
自然の法則ですね。
プラスとマイナス、陰と陽があるように、相反する面があります。
傷ついたインナーチャイルドがいるのは影の世界、暗闇です。
そこを優しい光で照らしてあげましょう。
言語化、視覚化することによって暗闇に光を当てていきます。
暗闇の世界にチャイルドがいると、マイナス、否定、しんどい世界のまま、暗闇はどんどん広がっていきます。
暗闇のままだとしんどいし、傷ついたチャイルドたちが迷子のままです。
優しく光をあてていくと、暗闇は明るくなっていきます。
よく、ツラかった幼少期の経験を笑いに変えて話している方いますよね。
あれは、暗闇に光を照らすことによって、もう暗闇ではなくなる、言語化することによって第三者に話して受け止めてもらったり笑ってもらったりすることによって、過去のものに完了させていってるんです。
過去を精一杯生き延びてきてくれたチャイルドが今の大人になった自分にくっつく一種のセルフワークだなって思ってみています。
私は、心理カウンセラーとして心療内科で8年間働いていました。
8千件の症例の中で、うつ病や、パニック、解離性同一性障害等の背景に、アダルトチルドレンが関係しているケースがとても多いです。
私のカウンセリングでは、インナーチャイルドケアも行っているので、もしピンときた方は、まずはお試しカウンセリングにどうぞ。
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