砂嵐 二章
恐怖が襲いボタンを外そうと
焦れば焦るほど現実は今までより
さらに、大きくなる。
その時、ふと
この服は誰が着せて
ボタンは誰がとめたの?
あっ!自分だ
であるならば、この最後の
ボタン、とてもとても
複雑なとめかたをしたボタンの
外し方を知っているはず
でも、何故こんなことを
したんだろう?って自分の内側に
意識を向かわせた
とっその時、現実に目を向けると
さっき程の迫力は感じない
見ための現実はあまり変わっては
いないが力は感じない。
あっ!そうだ
もとは、唯の砂嵐!ただそれに
恐怖と言うエネルギーを
与えていたのは自分だ
そうだそうだ現実はただの砂嵐だ!と思った瞬間あれ程取れなかったボタンがポトリと地面に落ちた。
また、現実は砂嵐に戻った。
これで、やっと服を脱ごう
えぇぇ脱げない・・・?
つづく