夫が泊まりで会議だった昨日の夕飯。
質素すぎると言われそうですが、何の何の!!
このメニューを引き締めてくれているのは、何と言っても自家製ぬか漬け。
昨年の夏、Tさんが手土産に持って来てくれたぬか漬けを頂いて 、そのあまりの美味しさに悶絶し、絶対に自分のぬか床を作るんだ!と心に誓って、早数ヶ月。
その間、ぬか漬けの素晴らしさをせっせと説いて集めたぬか床仲間希望者が4名。
ぬか床作りに重要なのが大根葉。
大根の季節も終わりそうな先日、やっとやっとぬか床作りを行いました。
Tさんが教えてくれたぬか床に入るのは、ぬか、水、塩。
たったそれだけ。
市販のぬか床セットなどによく入っているような、唐辛子だったり、昆布だったり、みりんだったりは一切入りません。
その分、手入れが難しいかもしれないけれど、だからこそそれぞれの家庭の味=母の味が出るのでは…と思い、ぬか床初心者、揃って果敢に挑戦しました。
ぬか床の容器に選んだのは、野田琺瑯のホーロータンク
。
形から入る、我らぬか床組合。
さて、作り方はいたって簡単。
ちろりん村 さんで購入したぬかの半量を丁寧に炒り、生ぬかと合わせ、塩水を混ぜます。
そこに、酵素を増やしてくれる役割の大根葉を入れて均したら、後は毎日混ぜつつぬか床が発酵するのを待てば、約5日~一週間でぬか床の完成です。
今は、キャベツの芯と、宅配で届いた大根についていた半端な大根葉が漬かり中。
随分と良い味になってきました。
ぬか床作りから一ヶ月経った先日には、組合員それぞれのぬか漬けを持ち寄り、初めての食べ比べなど行いました。
皆、負けず劣らず美味しく漬けており、ぬか漬け組合、何とか順調な滑り出しを見せている様子。
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Tさんにもらったレシピに書いてあったこと。
・ぬか床の味は、その家の母の味になります。
・お母さんの手の金がぬかに入り込むので、母乳を卒業してもぬか漬けをせっせと食べていれば母の菌で守られ、腸内の微生物も増えて一石二鳥で元気な体!
・外出先から帰ってきてホッとするのは、お母さんの菌で部屋の中が守られているから。
・掃除をすれば母の菌をそこら中に付けることになるので、掃除をして家を守る、女の人が家を守ると昔から言われるのはそのためなのです。
・除菌のしすぎは、良い菌まで死滅させてしまいます。
うーん、まさに理想の母像がそこにはあります!
ぬかみそ臭い女になりたい私です。