民主党政権となってから、非核三原則と密約について血眼になって「問題」を掘り下げて、「問題」点の整理と犯人探しに躍起になっている。


しかし、正直、そんなこと、どうでも良いと思う。


当時の現実世界では、米ソの冷戦があった。当時、民衆が極貧にあえぐ中国でも核兵器の研究開発は着々と進んでいた。

そんな混沌とした世の中において、密約の一つや二つ、あって当たり前である。


密約が問題だ、と言う輩に問いたい。「密約が無い政府があるのですか?」「そんなに密約が重要ですか?」と。


密約問題を掘り下げて、意気揚々の朝日新聞。

かつて朝日新聞を読んでいたが、現時点ではもはや読むに堪えず。存在意義なし。


それよりも、需給ギャップによるデフレ経済が続く日本経済の建て直しについて、もっと時間を割いて対応して欲しい。「密約問題解決」しても、デフレは直らず、ニートも減らず、年金問題は深刻化し、景気停滞による税収の落ち込みから財政赤字は拡大し続ける。


政権というのは、最終的には国民の生活を守り、改善することを目的に運営されるのではなかったのか?

それとも、民主党という一政党の屈折した欲求を満たすために存在しているのか。