『長くつ下のピッピ』展を鑑賞した。世界一強い、だけど思いやりがあって明るい女の子の話。世界で70以上の言語に翻訳された。売上総数6600万部を超えるロングセラー作品。作者はスウェーデンのリンドグレーン女史。

 最初はリンドグレーン氏が我が子のために考えたもの。ピーター・ラビットの作者も同じようなきっかけだったと記憶する。

 

 長くつ下のピッピは、宮崎駿氏がアニメ化を企画したが実現しなかった。いかにもジブリ向きの作品だ。その代わり、息子の宮崎吾郎氏がリンドグレーン氏の作品『山賊のむすめローニャ』をアニメ化した。

 

 『暴力は絶対だめ!』リンドグレーン氏のスピーチも本になっている。

 

 彼女の影響もあり、スウェーデンでは、1979年、子どもへのあらゆる暴力を禁止する法律が制定された。

 

 やはり世界から学ぶことは多い。