外国人買い、過去最高 | 作業日誌

外国人買い、過去最高

日経平均 12,307.37 △34.25 △0.28
先物1限月 12,290.00 △0.00 △0.00
TOPIX 1,252.94 △2.84 △0.23
日経500 1,143.34 △3.29 △0.29
2部指数 3,816.38 △5.53 △0.15
日経JQ 2,066.29 △7.83 △0.38
指数大型 1,256.48 △3.88 △0.31
指数中型 1,313.63 △1.51 △0.12
指数小型 1,944.86 △4.02 △0.21

 18日のNY株式市場は、8月のフィラディルフィア地区連銀業況指数は市場予想を上回ったものの、7月の景気先行指数がわずかに事前の予想を下回ったことや、原油先物価格が上昇したことに加え、米検索大手グーグルが、公募増資によって、最大で1416万株の新株発行を計画していることが明かとなり、ナスダックを中心に軟調に終わっている。ダウは、値幅調整終了感から、マイナス引けまでには至らなかった。

 東証が発表した、8月の第2週の投資主体別売買動向によれば、外国人投資家の日本株買いが3兆6534億円にのぼり、週単位でも1982年以来最高となった。売却額も過去最高となったことから、利益確定売りをこなしながら、回転の利いた買い越しを続けているものと考えられる。売っているのは、主に個人と法人で、売り残の増加にも寄与しているのだろう。外国人買い、国内勢が売りという明確な構図から、外国人が一気に勝敗の決着を付けに行くのかどうか、気になる所である。

 ただ、12300円を越えた水準では、利益確定が重しになり、日経平均にも上値の重い足が示顕している。加えて本日は満月にあたり、投資家の心理に変化が起こり易いことにも注意が必要だ。東証マザーズを中心とする、新興市場にもようやく買いの手が回って来た。ここから、徐々に上昇を強めてゆく展開が期待されるが、225が調整をはじめた時に、足を引っ張られる可能性には留意しておきたい。