驚異のスピードで新刊を出し続ける結城さん。今年も早速新刊情報が!
少年陰陽師 「うごもつ蔽(おおい)に捧げもて」2013.03.01発売予定 角川ビーンズ文庫
なようです!
うれしー!
ほんとに早く読みたいなー。
でも、もう38、9巻目ぐらいで、結構な超大作なので終わってしまったら相当ショックです…。
結城さん曰く、「少年は19歳まで」だそうなので、あとどのくらい続くのか……予測不能……
あ、作品紹介もします!
えー、と。
安倍晴明の孫、安倍昌浩はまだまだ半人前の陰陽師。それでも、生まれ持った才能が期待され、三男にも関わらず晴明の後継とされている。夜になるとこっそりと祖父・晴明の言いつけで相棒の物の怪・もっくんと京の妖怪を退治っているのだが、日本では見たこともないような妖怪に遭遇し、さらに、生まれ持った見鬼の才に振り回される左大臣の一の姫が危機に。
晴明や十二神将に助けられながら昌浩は成長していく。
(↑一巻のあらすじです)
著者さんは結城光流さんです。角川ビーンズ、角川文庫の両方で文庫として出ています。
この「左大臣の一の姫」は藤原彰子様なのですが、結構有名な方なのでご存知の方も多いはず……。左大臣とは、本人の意に反して世に出回ってしまった望月の歌(この世をば 我世とぞ思う 望月の 欠けたることの なしと思えば)を読んだ彼です。因みにこの歌、道長を嫌っていた藤原実資(ふじわらのさねすけ)が宴会で詠まれたこの歌を日記に残していたことで伝わっています。
それはともかく、
ここでは史実とは180度違う、でも、こんなことあったかもしれない……という彰子様をみれるので、興味のある方は是非!
陰陽師好きの方にも、もちろん読んでほしいです!