最近は「銀河鉄道の夜」関連が異常に多いですが…それはさて置き。

今回紹介しますはアニメ映画を手がけたますむらひろしさんの漫画原案版「銀河鉄道の夜」です!(今日、古本屋にて900円以下という格安で手に入ったもので…)


偕成社出版で、第四次項つまり最終型と第三次稿つまり初期型が収録されています。

原稿紛失等で始まり方も少々違い、ブルカニロ博士が自分が実験でジョバンニに夢を見せていたことを伝えるラストシーンが加わるなどの大きな違いから、ますむらさんの描く絵、たとえば途中に出てくる家庭教師の青年の絵が最終型と初期型で微妙に違ったり、同じ作品だと感じずに両方とも面白く読めました。

本を読むだけでは解りにくかったり、想像しにくい部分も綺麗に表現されていて読むのが楽しかったです。


銀河鉄道の夜―最終形・初期形〈ブルカニロ博士篇〉 (ますむら版宮沢賢治童話集)/ますむら ひろし

¥1,890
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とっても装丁が綺麗で、サイズは22×16と割と大きめです。

とっても雰囲気があり、カラーイラストの色使いが可愛らしく、また、幻想的でした。




『 書物と お菓子と それから、私 』  『 書物と お菓子と それから、私 』 



『 書物と お菓子と それから、私 』 


『 書物と お菓子と それから、私 』 


映画よりも細かく描かれていてパラパラめくるだけで思わず感嘆してしまうほど素晴らしかったです!

ブルカニロ博士もかっこよかった(*^_^*)

装丁もカッコよく、内容もすごいのでこの本を抱えてるだけで嬉しい気分になりますあせあせ

やっぱりこれもお気に入りです!