今回は講談社コミックスkiss出版の磯谷友紀さん著作『本屋の森のあかり』シリーズを紹介します!このシリーズは1巻に6話程度の収録で一話か長くとも三話ほどで一段落するのでとっても読みやすい…。


この作品は少女漫画で、恋愛ものです。


しかし、とっても本が出てきます!


まさしく・・・「本屋さん好きが書く 本屋さん好きのための 本屋さんの話」(5巻帯より)なのです!


賢治の「永訣の朝」「銀河鉄道の夜」、ルイス・キャロルの「地下の国のアリス」、太宰の「トカトントン」、「ラプンツェル」「マザーグース」「ドリトル先生」「猫町」「星の王子さま」・・・etc


それはもう多くの本がこの作品を引き立てています!


とっても素敵な表現の中にこれらの小説の言葉が引用されより一層深いお話となっていて、久々に漫画で感無量状態になってしまいました…。


まだ全巻は読んでいないのですが、

内容をあらすじとしてまとめると・・・


 入社3年目で須王堂本店で働くこととなった高野あかり。地方支店とは大違いの慌ただしさや初めての東京に慣れず、おろおろしてしまいます。

 不安を感じながらも個性豊かな(アネゴ肌、コミック売り場のヌシ、毒舌二重人格、ちょい悪オヤジ、デキるバイト…etc)書店員さん達に支えられながら徐々に本店に馴染んでいく日々。

 お客さんやバイトさんや社員さん達と本を通して関わり、あかりは多くのことを学びます。

 そんな中であかりは副店長の人柄に惹かれていきます。


という感じでしょうか・・・。

(一話一話の内容が濃いので大筋の説明をするのは難しい・・・)



本屋さんの実情がわかってとっても面白い…。


作品自体の良さと引用された小説の良さが両方しっかり伝わるのでとっても読み応えがあり、恋愛要素も人情要素もちゃんと入っていてとっても暖かい作品でした!(まだ読み途中だけどあせあせ)



読んでいると、書店ってこんな感じなのかぁ~、とワクワクします。


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