前々回に紹介した「七色いんこ」。
今回はその感想です。。。
さすがなのは千里刑事の体質ですね。
鳥アレルギーで体が縮むのは単におもしろいからではないんです。
さすがです、手塚さん。
ネタバレになりますが、
いんこの過去は鍬形社長の息子です。
その社長、つまり実父はなんといんこの学生時代の思い人の親の敵なのです!
そして、いんこは社長に復讐しようとしている!
死を覚悟で!
それは
自分のために、思い人のために、
それ以上に、世の中のおかしいことを正すため、
なのかなぁと思います・・・
ほんとに手塚さんらしい作品!
そしてなにより驚いたのは、
もちろん千里刑事は記憶喪失で、昔のいんこの同級生!思い人!だったこと。
幼い頃、事故で記憶喪失になった千里刑事は大人になって、名前も変わって、
すっかりいんこのことも忘れていた。
けれど、いんこは追いかけ続けていた。
それと知らずに再会した刑事はもう一度いんこを好きになった。
なんかこの話すごい!
というのが総合的な感想です・・・
この壮絶感は読まなきゃわからない・・・本気でそう思えた一作品でした・・・