『呪い(まじない)の完全マニュアル』


という本を読んでいたのですが、


少し怖い話がありました。


人身御供よりはマシという考え方からなのか、


犬の霊を式として使役する・・・犬神です。


「犬神家の一族」という映画もありましたが、


あれは犬神を代々使役してきた一族だそうです。


それで、


犬神にするやり方がひどいんです。


まず、犬を頭だけ出して生き埋めにし、


食事をやらず、けれど犬の目の前にはご馳走を


置いておく。この時、犬が狂ったように吠えるが、


それに備えて声帯手術をしておく。


2、3日して限界ギリギリの犬に


やっと大きな肉塊を与え、喜んで食らいついたら


犬の頭をその瞬間に切り落とす。


それを焼いて白木の箱に収め、


祭壇に祀り、ご馳走をお供えする。


昔の人はこんなことまでしていたんですね・・・。


たしかに人の身にしてみれば人柱よりはいいけど・・・。


今はこんなことをする人はほとんどいませんが、


犬神家の家系だった人たちは年に2、3度ちゃんと


ご供養しているようです。


また、その子孫というだけで差別されることもあるようですね。


この犬神は、飼い主の言うことをなんでも聞いて、


昔の人たちは他人の財産をこれに運ばせることで


怨みのある家に報復していたそうです。


ちょっとびっくりしましたが、もう昔のことですもんねっ


―余談―


RDGで「高柳はたぶんペットを殺してる」とまゆらが言っていましたが、


まさか犬神のことを言っているのでしょうか?


だとしたら、荻原さん、高柳を悪者にしすぎ・・・