成田山 新勝寺

成田山新勝寺

そういえば、新勝寺の記事を書いたのはちょうど3年前…
時が経つのは早いですね。

因みに3年前の記事は、こちらです　→　★

文政13年（1830年）建立の仁王門です。
大きな提灯に書かれた「魚がし」の文字が印象的です！

仁王門には、大きな草鞋♪

『人生とは長い旅そのもの』

旅路には履物が必需ですよね。
そこで草鞋に人生の安泰の願いを込めて飾っているのです。

喜怒哀楽の人生、それぞれの道。

そして仁王門をくぐると仁王池がございます。

こちらには、亀の形をした岩があるのですが、
ここに本物の亀が沢山いるのです。

お賽銭を投げて岩に乗ったら良いことが起こるかも？
などと言われておりますよ。

そして、階段を上ると本堂です。

正徳2年（1712年）建立の三重塔、とても美しいです。

昭和46年（1968年）に建立された本堂。
ご本尊は不動明王です。

成田山新勝寺と江戸の歌舞伎役者、
市川団十郎とは深い関わりがあるのです。

世継ぎに恵まれなかった初代の団十郎がこの成田山で子宝の願掛けをし
見事に長男を授かり、以後彼は帰依し屋号も「成田屋」としたのです。

また感謝としてご本尊の不動明王をテーマにした歌舞伎「兵根元曽我」を
初代と二代目の親子で競演をし、人気を博しました。

「見得」は、演技のピークで表情や動作を止めて凄みをみせるもので、
特に二代目団十郎の「不動の見得」という睨みは、
大変素晴らしいものだったそうです。

今日でも「不動の見得」は歌舞伎界で市川家のみに許されたお家芸だそうで、
この見得には不動明王の精神が宿っているそうです。

ですので、江戸時代にはこの「不動の見得」に睨まれると、
病が治ると噂になったそうですよ。

安政5年（1858年）に建立された釈迦堂です。
こちらはかつて本堂だったもので、総けやき造りの江戸建築物です。

ナイスタイミングで、お坊様が～

猛暑でしたので、手水舎で禊ぎをするのが心地良いです。

しかも浴衣でしたので……

車移動では、文庫結びは背中が痛くなってしまい大変ですが、
姉に教わりましたこの角出し結びは結び目がなく目からウロコ！

そしてちょっと粋ですよね♪

今回は、帯止めもしてみました。

うちわの帯止めです。
右のカニにいたしました。

実はこれ、お箸置きなのです！

帯止めの金具を手芸屋さんで購入して付ければ、
可愛い帯び止めになるのです。

お箸置きはアイデア次第で色々と活用できますね。

そして、新勝寺を後にし参道へ。

参道は情緒溢れる風景ですよ。

そして、姉が教えてくれました甘味処「三芳家」へ。

おしゃれな和カフェなのです。

この日は満員でしたが、運よくクーラーの傍をゲット。（笑）
眺めも良かったです。

金魚？鯉？が沢山泳いでおります。
赤いのは金魚だと思うのですが、サイズが巨大です。（笑）

姉は葡萄、私は桃のカキ氷を。

色も綺麗で、美味しいですし、幸せ～

新勝寺の御朱印は、二つ頂きました。

楽しかった夏の思い出です。