実在の人がモデルとなった映画

人生の大半を刑務所で暮らした人が一般社会で生活していく難しさを描いた作品

私に刺さったセリフはキムラ緑子さん演じる姐さんの
「アンタは、これが最後のチャンスでしょうが、
娑婆は我慢の連続のわりに大して面白うもなか、そやけど空が広いち言いますよ」と言い祝儀袋を渡す

この言葉で三上は博多を後にする

いや~姐さんカッコいい!

娑婆は嘘と、不条理なことが本当に多い
空は広いし一つなんだけど飛行機で十数時間フライトしたら戦争していたり貧困に苦しんでる人も大勢いるし遠くに行かずとも日本国内にも困窮している人がいる

映画の中の三上のように情に熱く不器用で心根が「善」だと生き辛いと思う

本来ならば真っ当に生きてる=正しいのはずが違うよね、残念なことに。

すばらしき世界は黄泉にあるのかしら?