時々、初めて会う人に

『なんだか、懐かしいな~』

とか

『ちょと、苦手だな~』

なんてこと

 

皆さん感じたことはないですか?

 

人間の脳は、実は30歳くらいまで

ずっと『顔』を学習し続けているそうなんです。

 

新生児の視力は0.2ほどしかないのに

赤ちゃんは好んで『顔』という ものを

みることができるそうなんです。

 

その能力は生後8か月には

大人と同じ認知へとかわり

 

赤ちゃんはしかっりと

お母さんの『顔』 を判断できるようになっていき

やがて「人見知り」が始まっていく。

 

『顔』の学習は、30年もの長い年月の中で

3つのターニングポイントを

経験しながら

植え付けられた『顔』に対するいろんな感情を

いつのまにか抱いていくように、なっていくそうです。

 

一番初めは

赤ちゃんの時

大切な顔は、お母さんや家族だったのが

 

小学校に上がるころには

『顔』の学習は、クラスメートや友人にかわっていく。

又、思春期には異性へと変わりながら

 

その後、結婚すると家族へと。

社会に出ると、同僚や上司へと

 

大人になるまでにたくさんの植え付けられた『顔』は

私たちの「心」に、いろんな感情を与えていくそうです。

(中央大学文学科心理学研究室教授博士 山口真美さんの著書「自分の顔が好きですか」より)

 

そうやって、一通り『顔』への学習を終えた私たちは

さらに新たな新しい『顔』 と出逢い

30年に及ぶ『顔』の学習から

 

相手の第一印象を

 

『なんとなく、母親ににて、優しそうだなあ~』とか

『この人父に似て、がんこそうで、怖い。』という感情を抱いたり

『昔、いじめられたあの子ににてる・・・苦手。』

という、印象を持ってしまうのかも・・・

しれないですね。

 

あなたが、誰かに見せているその『顔』・・・

 

実はだれかの大切な潜在意識の

ターニングポイントに

なっているかもしれませんね。

 

あなたは、誰にどんな印象

『顔』を与えたいですか?

 

私は・・・

しわもあって、ちょと下がったわたしだけの

『いい顔』で・・・

 

 

今日も優しく自分を抱きしめて・・・

おやすみなさい