マジョルカ島バカンス 最終号 最終目的地は南イタリア♪♪ | スペイン王室

スペイン王室

スペイン王室の現役メンバーから、遡ってその先祖の方々まで、おもしろそうな逸話をピックアップしてお届けします!

いやあ、今年はこのネタでかなり引っ張っちゃいましたね。
第8号まできてしまった・・・ 
でも、今回が本当に最後になるので、勘弁して下さいね。

さて、前回お伝えした、レティシア妃、レオノール皇太女、
ソフィア王女のイスタンブールの空港での目撃情報ですが、
最終的にはサルスエラ宮殿が認めてしまったので、事実で
あったことが分かりました。曰く、


“あの旅は、王妃、皇太女、及び王女による私的なもので
あったため、トルこ政府及び在トルこスペイン大使館に対し、
内密に対処するよう、通達したのだが、結果的にトルコ側
のメディアの知るところとなってしまった。”


ここで、トルコのメディア側が、ご一行がアタチュルク空港に
ご到着されたのを知ったのは、


“空港に、トルコ国旗と共にスペイン国旗が掲揚されたから。”


としています。実際、トルコのニュース番組が伝える
“レティシア妃等ご一行イスタンブールにご到着”の映像にも、
この両国の国旗の掲揚のシーンが最初に映し出されている
ので、これは事実なのでしょう。

   ↓
http://www.dha.com.tr/dhavideogaleri.asp?vid=998233


まずここで私が面白いな、と思ったことは、


① 王妃及び王位継承権第一位の皇太女がお忍びで外国へ
 旅行することが可能。

② その際は、政府専用機でもチャーター機でもフラッグ・
 キャリアのイベリア航空でもなく、他国のトルコ航空の定期便
 を利用される。(イベリア航空もマドリード-イスタンブール
 間飛んでいます。)

③ たとえそんなお忍び旅行であれ、相手国に事前通達しない
 わけにはいかないので、目的地にご到着されれば、空港に、
 スペイン国旗が掲揚される。


私としては、国旗が掲揚されてから、マスコミが寄って来たわけ
ではないでしょうから、元々サルスエラ宮殿が、トルコ航空で
チケットを押さえられた際に、既に情報はトルコ航空から、マスコミ
にリークされていたように思います。さもなければ、ご搭乗時です
ね。


で、ご一行はイスタンブールで何をされたのかと言うと、乗り継ぎ
のために一泊されただけで、また翌日の18時半頃、飛行機に
乗られ、他の目的地に向かわれたと言うのです。まあ、今度はど
んなに遠くに行かれるのだろう、と思っていたら、何とイタリア南部
バリの町から約100キロの場所にいらっしゃることが確認された
そうです。


マジョルカ → マドリード → イスタンブール → 南イタリア??


面白いルートですね~。10日月曜日にイスタンブールとトルコ
南東部のクルド人居住地域でテロがあったため、それが原因で
予定を変更されたのでは?と言うメディアがありましたが、
レティシア妃ご一行がイスタンブール入りされたのは8日で、翌日
9日には、イタリアに発たれています。それに元々テロの噂が立って
いたとしたら、イスタンブール入り自体されなかったでしょう。と言う
ことは、9日の便が夕方遅くですので、少し観光でもなさったのです
かね?でも、カメラを避けたお忍び旅行だから、ハイシーズンの今は
無理?それでは、マスコミを巻くための遠回りルート?ってこと
でしょうかね。まあ、いずれにせよテロ騒ぎに巻き込まれず幸い
でした。

一方フェリペ国王の方ですが、10日以降ぷっつりニュースから
その名が消えてしまいました。つまり、ご家族のプライベート
休暇に合流されたと言うことでしょう。まあ元々、フェリペ国王と
レオノール皇太女は、事故の可能性を案じ、同じ乗り物で
旅行することは出来ません。二人いっぺんに亡くなってしまったら
困りますからね。お子さんが小さいうちは、パパ国王は当分一人旅
でしょう。

そしてマスコミさん、そうと分かるとどこから情報を入手してくるのか、
この南イタリアでの休暇には、


“レティシア妃の妹のテルマさん夫婦とお母さんのパルマさんも
合流されるらしい。”


などと伝えています。パルマさん、マドリード郊外にあって、車で
しかアクセス出来ないサルスエラ宮殿にバスと徒歩で通っている
そうです。よって、飛行機代から全てレティシア妃(王室)がお出しに
なるんでしょうね。でも、そう言うところを叩かないスペインメディアは、
モラルがあるのか、メディア操作されているのか。私的には、“これ
くらい親孝行の範囲で良いじゃない”、と思いますが、日本のマスコミ
だったら、かなり五月蝿そうです。

そして、国王ご一家がが過ごされる南イタリアのブーツのかかと側
ですね、外国人観光客が少ないながらも、食べ物の美味しい素敵
な場所のようです。ミシェリンに格付けされているレストランが4つ
もあるんですって♪♪

日本もそうですが、ヨーロッパ、タイでも君主となると休暇は、離宮
か御用邸か別荘で、と言う印象がありますが、どうなんでしょうね。
これから若い世代が即位していくと、時代も変わっていくと言うこと
なんでしょうね。









↑南イタリアの光景