今回はいつもと違い、やってみた防御方法の紹介です。

 

まずよくテクノロジー犯罪の話に出る電磁波防御の帽子です。

10年以上前に作ったものだったかな?

 

【そもそも電磁波を防ぐとは?】

そもそもの考え方として、周波数帯が広い電磁波をすべて防ぐ事は出来ません。

電波暗室(シールドルーム)などでも、限られた周波数帯でどのくらい弱まるかという話でしょう。

周波数帯によっては違う材質が必要だったりしますので、電波暗室も施設内で2つ以上の部屋があったりします。

 

通常、私達が電磁波を防ぐと言ったら、それは電磁波を完全にシャットアウトするわけではなく減衰です。

単純に弱めるという事になります。

電磁波を弱めると被害も弱まる場合もありますから試すことはいい事ですが、理屈を知らないと逆に被害が強まる場合もあると思います。

 

【アルミ帽子の記事 マサチューセッツ工科大学】

この電磁波を減衰するためには、電磁波を弱める材質を利用するのですが、

よくあるアルミホイルの帽子は、特定の電波を少し弱めますが、強める効果もあります。

 

マサチューセッツ工科大学で以前実験をしていた記事を読んでみてください。

記事名:マサチューセッツ工科大学生が真剣に研究した、アルミホイルの帽子「ティンホイル・ハット」の有効性」

 

【自分でやった検証】

さて上記の記事を読んでもらったところで、私が試した帽子は一般的なアルミホイルではなく、電子回路に張り付ける磁気ガードというものを帽子の周りに張り付けました。

 

磁気ガードシート T-160A 高周波シールド用アルミ箔テープ

磁気ガードシート T-160C 低周波シールド用銅箔テープ

 

電子回路用品なので、どのくらい電磁波が減衰できるかはわかりません。シールなので防止に張り付けやすく、アルミと銅箔という2つの材質を用意できるので選びました。

試したのが10年以上前なので、違う製品がもう出ているかもしれません。

 

結果としては、被害の酷いときにはいいかもしれないという感じですね。楽になるような気がするんですが、帽子をかぶった結果、頭皮のツッパリ感が変わっただけと思うときもあります。

 

そんな気がしたので、手持ちの検証用のトランシーバーと測定器を使って、帽子の中に計測器、帽子の周りからトランシーバーの電波を飛ばして検証したところ、確かに減衰はするようです。

 

 

こんな感じで頭の部分に下の層が銅箔、その上からアルミ箔という形で防止に張り付けました、

※ 画像でぼかしているのは、電磁波被害者をバカにしようとする人が、写真を変に引用するのを防ぐためです。

 

ただ、こういう物を作っても、あまり人には見られないようにした方がいいでしょうね。