西日本チャレンジサイクルロードレース A-E | Vicnory!

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シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAサイクリングチーム
豊田勝徳のブログ

見事にズタボロなレースをしてしまいました。
動きがまだまだあまちゃんです。じぇじぇじぇ。
それではレースレポをどうぞ。

日時:2014年3月16日(日)
距離:12.3km×5周 61.5km
出走者数:88名
天候:晴れ
結果:33位

実業団の前哨戦とも言える、JPT本番に似たレース。
去年は冬の間乗れていない状態で出場しボコボコにされたので、今年はどうなってるだろうとワクワクしながら出場したんだけどご覧の有り様だよ!!

コースは広島中央森林公園内のアップダウンを繰り返す1周12.3kmのサイクリングロードを走るもの。
このコースには終盤に三段坂と呼ばれる上り区間があり、ここで脚のない者は篩にかけられる。
アタックポイントとしても使われるが、経験上逃げがよく決まるのはここを過ぎた後の下り~平坦区間。
これを失念していたことが今回の大きな敗因となった。

前日は若杉ちゃんと2人きりで合宿所に宿泊。
夜も遅くなってきてたので、今から作ると更に遅くなるということで買い出しも兼ねて近くに食べに行く。



食物繊維は消化に悪いから、と野菜をあまり摂らずに食事して翌日のコンディションがどうなるか試している若杉ちゃん。
肉食系男子です。ワイルドだろぉ?
その後帰って風呂入ってすぐ就寝。

翌日の早朝に出発し、広島には余裕を持って到着。
朝は寒かったが着いた頃にはだいぶ暖かくなっており、半袖でも十分過ごせるような気候。
もう春やのぅ・・・。

ブラブラしつつ、食事を摂りつつ、サットリーンのレースをみつつ、アップ。
最初から動ける様に脚に刺激を与えて心拍を上げる。
これまで普段の練習中は寒くて汗をかかず、心拍計がキチンと読み取ってくれなくて異常な値を示していたが、今日は大丈夫な様子。
流石に心拍数270は人間じゃないですよね。

アップを終えてスタート位置に行くと既に結構並んでおりほぼ最後尾。
道幅が広いから列は少ないのが救い。
今日最もマークされるであろうブリッツェンは最後尾に固まり、マトリックスは前方に固まっていたハズ

定刻になりレーススタート。
このコースはホームストレートを抜けるといきなり下りなので、スタート直後は前に居ないとしんどい思いをすることになる。
ということで私もできるだけ前へ。
脇からブリッツェンの選手らがスルスルと前方に上がっていくのでそれについていき、下り始める。
下りに入ったときには先頭が見えていたので15番手くらいか。

下りきってからアタック合戦が開始。
栂尾キャプテンも自ら仕掛けて逃げを作ろうと試みる。
キャプテンが吸収されてからは私が他のチームのチェックに入り、なんとか逃げを作ろうとするがことごとく失敗。

三段坂でも決まらず、その後の下り基調の箇所で前方に居た選手らが疲れフッとした瞬間に3人の逃げが決まる。
ブリッツェンとマトリックスが入っていたのは見えたが、動けなかった。
その3人はみるみる離れて行き、すぐさま点に。
結局この逃げに入っていたブリッツェンの阿部選手とマトリックスの長良選手が最後まで逃げ切った。

ホームストレートまで戻ってきて、ここで追走を目論む選手らが再びアタックを仕掛け、私を含む6人の追走が形成され2周目へ。
ブリッツェンが2名に、マトリックスの外人選手、斑鳩の今井さん、大学生、そして私。
大学生が一番引いていたかな?
三段坂を付いていくのでイッパイイッパイだったので、恐らく私が一番脚を引っ張っていただろう。
タイム差は最初は先頭から30秒、後続まで30秒だったのが、三段坂では40秒、20秒に。
確実に私のせいですね。
それでもちぎれることは避けたかったので必死で食らいついてなんとか上りきり、下ってホームへ。

3周目、後ろから追走ができていたみたいでそれが繋がり、集団も繋がる。
ペースは落ちたが、この辺から脚に疲労がドッと押し寄せ、集団先頭付近でいても何も反応できない状態に。
それでも当たり前だがアタックは繰り返される。
前で若杉ちゃんが頑張ってるのを見て、私も動こうとするも今にも脚が攣りそう。
そうこうしてる内に三段坂を越えてた後でまた有力選手のアタックが決まる。
行かせてはならない逃げだったが動けないまま、山下さんに追わせてしまう最悪の形に。

山下さんがそのまま単騎で追って、4周目へ。
下りで先頭に出ては上りで後ろに下がる、というのを繰り返して集団にへばりつく。
それでもアタックしそうな選手を見つけては若杉ちゃんとチェックに入って処理。
終盤でやっと追走集団の姿を捉える。

最終周回。
中盤で若杉ちゃんがアタックし、2名で逃げる。
マトリックス、ブリッツェンの選手らがまだ活発に動いてたので気を配るも、脚がなくなり三段坂に入ったところでついに千切れてしまう。
あれ?去年と全く同じとこで千切れたんじゃ・・・?

その後は下りも踏み続けて、こぼれてきた選手を拾いながらゴール。
何も出来ないまま33位という結果に終わりました。


乗らなければいけない逃げに乗れないのは致命的。
自分がキツい時には皆もキツい。
そんな時に逃げが決まりやすいのは当たり前なのに、動けないのはどうしたもんか。

しかもログを見てみると、去年よりペースは遅い。
道中の展開は全然違いますが、これで千切れていては・・・。
実力不足なのでもっと修行を積まなければ行けません。