『目に見えない戦争』(イヴォンヌ・ホフシュテッター) | 読書ン!大魔王

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ハ ハ 読書ン!
くしゃみひとつで 呼ばれたからは
それがわたしの ご主人さまよ〜
ハ ハ 読書ン!大魔王

[はじめに]平穏のさなかで

[1]兵器としてのコード
セキュリティホール/権力へと続く二つの道/平和という義務/国家と権力/世界秩序の非対称性/手を下さないために―─代替物を求めて/環境知能という戦場/ハイブリッドな戦争ゲーム/標的になった大統領選挙予備選/証拠不十分につき/データ泥棒/ライフラインの危機/ハイブリッド攻撃の照準

[2]情報戦
変わってしまったいっさいと「新しい普通」/民主主義の顔をした資本主義/不信感の種は社会変動に実る/嘘から出た成功/物語性の政界進出/メディア露出の値段/ネット検閲/煽情と反射のゲーム/ツイッター戦士/やわらかい隔離部屋/意見の塊/不安の波/大衆を信頼する大衆/真実とおとぎ話の狭間で/啓蒙の終焉/挑発と過激主義/それから?――メディア操作以降

[3]人工知能軍拡競争
兵隊のいない戦争/ドローン攻撃/認識する機械/キラーロボットを阻止せよ/自動と自律/国際人道法との調和において/極秘電子戦/電磁スペクトルというアキレス腱/電子対抗手段/人工知能とネットワークセキュリティ

[4]ハックバック
不完全な国際法という抜け道/戦争のための法─暴力の禁止について/サイバー攻撃と物理的効果/犯人捜し

[5]主導権をめぐる戦い
アメリカと利益の論理/中国、もう一つのシステム─―レントの論理/プーチンと偉大なロシアの再建―─Make Russia great again/中国の夢/戦場におけるシンギュラリティ

[6]「条件つき防衛態勢」
前線にて/あてのない旅路/確固たる民主主義政治への勇気/覇権の条件/ヨーロッパの平和と安全を守るテクノロジー/魅力の理由、革新性

[おわりに]求めるものと現実が合致する時