四月はお釈迦さまがお生まれになった月です。
「お釈迦様はこの世で悩み苦しんでいるすべての人を救うためにお生まれになった。
ご誕生後すぐに七歩歩いて、天上天下唯我独尊と仰せられ、一人ひとりの命の尊さを説かれた。
この世に存在するすべてのものは、仏さまの命そのものである。
すべての人々を我が子として、深い慈悲によって救済してくださる。」
(密厳流詠歌和讃解説書抜粋)
このようにお釈迦様がお生まれになったのは、この世のすべての人々を救うためであり、その教えは、二千五百年経った現在、さらに未来永劫さらに多くの人々を救ってくださることでしょう。
私たちも自分が生まれた意味を問い直すとともに、この世に生きる多くの方々と共にこの世を生きる共生(ともいき)の氣持ちをもち健やかに生活していきましょう。
四月の二十四節氣
清明 旧暦三月の正節で、新暦四月五日頃です。桜花爛漫、万物清新な氣にあふれます。
穀雨 旧暦三月の中氣で、新暦四月二十日か二十一日頃です。春雨は田畑を潤し、穀物の生育を促します。