土砂降りの雨の中泣きながら走ってたような昨日の日中…

降水確率100%で傘も持たずに外に出て、当然のようにずぶ濡れになり、泥だらけになった。

日中の不甲斐無さを散々反省いや猛省して、いわば泣き崩れるかのように項垂れていた。

そんな感じで夜を向えていた。


いきなしメールが来る。

「ケーキ食べない?」

短い文章…

…?

文脈が伝わってこなかった。と言うより惨めな俺へのあてつけだろうか?

X’masイブに一人でケーキなんか食えるか!

という些細なやりとりへの返信であったのは、メールが着てから若干時間を置いて気付いた。

気付いた上で返信する。

「どういう意味?」

半ば焦らし気味に返すと相手はアルコールが入っていることもあってか

「もういいです…」

との返事が…

やべっ!変に怒らしちゃった。ひたすら謝りメールを送る。

一度目はシカトされ、2度目にようやく機嫌がなおった。

しかし、知人と楽しく飲んでるハズなのに、時間が微妙に早い…

一抹の不安はあるものの、思い切って返信。

「じゃ一緒にケーキ食べようよ」

「うん。いいよ。けど家着いちゃって移動手段がないや…」

速攻迎えに行く。って言うか返事が来る前に車に乗ってたりするw


ケーキを買って俺ん家で聖夜に二人でケーキを食べる。

久々にホンワカした感じで夜を過ごしてる気がする…

まだお互い微妙な距離を置きながら時は過ぎてゆく…


「遅くなってきたから送るよ…」

無論本心ではない。出来うるならばこのままずっと居たい。

「…うん。じゃ送って…」

この時の彼女の表情を見るのが怖くて目を逸らしていた。

内心は「このまま居たい…」と言う返事を期待していたが、そんな簡単ではなかった…

悲しい素振りを見せまいと当たり前のように玄関へ向かう…

コートを着て玄関までの僅かな距離。

彼女がブーツに手を伸ばした瞬間、俺は彼女を抱きしめていた…

彼女は動かない。俺も動けない…

…どの位の時間が経っていたのだろう。

彼女を抱きしめ、kissをした後に

「帰したくないよ…」

思わず漏らしてしまう。

「帰りたくない…」

彼女がポツリと呟いた…


…と、後半は出来損ないの恋愛ドラマのような感じで聖夜を過ごす。


気付けば土砂降りだった雨が上がり、眩いばかりの晴天に大きな虹が架かっている…

ずぶ濡れだった衣服もカラカラに乾き、一人ぼっちで泣いてた俺は居なく、二人で手を繋ぎながら微笑んでいる。

バックで流れてるのはミスチルの「雨のち晴れ」。俺が好きな曲だ…


こんな結末は正直期待していなかった。けど、何かを期待していない訳でもなかった。

はっきり言ってまだ頭ん中はパニック状態。

もうちょい整理してからゆっくり考えよう…