実家に帰省すると、相変わらずカバーがかかったままのXS250。

かわいそうに・・・。

いっそのこと、こいつに乗るか??

オヤジに頼んで、もうほぼ死んでしまっているであろうXS250をもらうことにした。あたりまえだけど、Engは掛からない。車につなげてもうんともすんとも言わない。

まずはエンジンを掛けるところから、エンジンが掛かるようにするところから始まった。

キャブレターの分解。
キャブを開けたらガソリンがドロドロになって、一部は固着、最悪な状態・・・。一つ一つの部品に分解し、ガソリンスタンドで買ってきた灯油にしばらく浸けておいておく。固着して取れないものはそのまま浸す。そして、歯ブラシを使って一個一個磨いていった。

どうやらシール類はなんとか生きているようだ。だが、多少は購入して新しくしないとどうしようもない。YSPに行って部品を注文。もともとお金が無いので、最小限の購入で。でも、磨いていくと、やっぱり使えない部品も出てくる。お金がちょっとずつかさんでいく。

すべて磨き終わって、再び組み立て。組み立ったときはちょっと嬉しかった。

エンジンは怖くて開けられなかったが、上から見た限りではきれいだったので、とりあえずオイルを交換して様子見。洗浄したキャブレターを装着。エンジンをかけてみることに。

バッテリーは死んでいるので、押し掛け。あとで、友人の車につなげればいいことに気がつくのだが・・・。

燃料がうまく回っていない最初はとりあえず繰返し繰返し走る!クラッチを繋いだ瞬間にズシッと重さが伝わる。すでにここまで1週間くらいかけてやってきたので、絶対エンジンかけたる!と意気込んでいたものの、流石に疲れる。



エンジンがかかる兆候が見えてきたのは夕方日替傾き始めてから。押しがけを始めたのは昼過ぎくらいから・・・。3時間、休み休みやってきたが大学生の若さを持ってもさすがにクタクタ。最後は友人にも手伝ってもらって押しがけ。

そして、どぅるるるぅるるるる、ドゥルルルルル、ドゥルルンっとエンジンがかかった。


3秒後にはエンストしていたが・・・。


とりあえず、体力の限界と暗くなってきたのでその日は終了。






次の日は、筋肉痛で押しがけすることはできなかった・・・・°・(ノД`)・°・