試合が無事に終わり、会長にソーキそばや、沖縄料理をご馳走になりました。





PCR検査の後にホテルに隔離されるので、ホテルでは普段食べないスナック菓子を食べたりしてました。







もろこし輪太郎を食べながら









ホテルの部屋から見える沖縄の景色を見てました。













沖縄の道やけどwwしかも曇ってるww








 オーシャンビューを期待してた自分を悔いましたw







そして試合








WBO-APバンタム級タイトルマッチ







比嘉大吾選手に西田凌佑が挑みました。







比嘉選手の地元沖縄でしたが、気にせず自分達が練習してきた事を淡々とやりきりました。










無事に勝つことが出来ました。






自分とコンビを組んでたストロング小林佑樹が比嘉選手に奪われたベルトを、西田凌佑が奪い返してくれました。







経験値、実績、戦績、知名度、沖縄、普通に考えて2:8で不利だろうなと思ってました。














この『2』は希望に満ち溢れた光輝く『2』







モヤッとした6:4や7:3有利より、光輝く2:8不利の方が実は全然闘いやすいのです。






この光輝く『2』の展開にさえ引きずり込めばそれはつまり『必勝』だからです。






そして自分の頭で描いた『2』の展開になる試合映像がスッと頭で想像できました。






それがストロング小林佑樹が王座陥落した大晦日の試合の直後。








なんでしょうね・・・







悔しかったのか試合直後から







どうやったら攻略できるかな?って考えて







あ~やってこ~やって









こんな選手で・・・・。









こんな選手・・・・。








あっ









西田サンおった(笑)







『西田なら勝てる』





に繋がって今回に辿り着きました。





それからこのチャンスを作って頂きました。






それから急ピッチで選手と作りあげました。





これがまた大変でしたけど。





ギリギリのラインで選手に負荷をかけました。







心を鬼にして(笑)







自分の描いてる展開ばかりを追い求めると、西田の最初から持ってるスキルを殺す場面もあったので、選手に任せる、選手を信じるって場面も多々ありました。






なのでスパーでは要点だけ言って『後は自由に動きなさい』と繰り返し言ってました。ちなみに大森戦は自由を結構奪いましたので毎回では無いです。






競馬で言うたら騎手が馬とレース中に『折り合いをつける』ってやつなんですけど、何か他の例え無いかなと思ったんですけど競馬しか出て来ませんがスミマセン(-_-;)






つまり騎手が手綱を引っ張りすぎると本来の才能を殺してしまう訳です。逆に押しすぎても殺してしまうので『ここは言う事聞いて、後は自由に』と言う感じです。





そのパーセンテージを何:何で線引きするかで、お互い足並み揃って同じ方向に向かって行ける。






ここが上手くいくとあら不思議、本当はギャーギャー言いたい事も、実際に言わなくても上手く繋がっていく事が多い。







試合は想定内の内容でしたが、前半はもっと楽にいけるかなと思ってました。





中盤以降、この展開でいくと厳しくなるかなと思ったので前に行くか、行けるとこまで足を使いきるか、どうするか考えました。







なのでこれまた本人に聞きました。






疲れた?




まあまあ疲れました(笑)






前でよか。






前に行きたいです。大丈夫です。倒されません。





よし。ほなそうしよ、でもここはこうやって、ああやってやろな。あの時の◯◯の感じで。






はい。






みたいな感じで、練習と同じく『自由な選択権』をもたせる事で心と体の回復ができた上に相手を消耗させる事もできました。





もちろん上手くいかない事もありますから、毎回では無い、ここは感覚でしかないです。






まあ、何より上手くいくには大前提に選手の頑張りがあってこそ。

 




 
そしてもう1人








峯佑輔




西田と同期で、デビューは佑輔の方が早かったのに西田はタイトル、佑輔は8回戦や10回戦できるのに今回は6回戦。





普通なら腐るがずっと頑張ってきて今回、沖縄で久々の試合で勝つ事が出来ました。





ある意味、西田より勝たせないとダメな男でした。何故なら西田は挑戦。佑輔は勝って当然の試合と言えば試合。




だが相手は危険な沖縄パンチャー。久々の試合でもあり、怖さは西田戦よりありました。



でも一年以上、コツコツやってきた結果、自力がついてました。ほかの人には見えにくいかもしれませんが。





自分の手綱を自分で引く防御本能。




これが今回は良かった。



倒して勝つとかそれは勿論理想だが、倒して勝つより大切な事が出来ました。



ジャブやバランス、他の事はまだまだ理想を超えてませんが本人がそれはわかってる。

 

でも今回はその中でも大切なワンピースをハメれたと思います。




言っとくけど、佑輔のボクシングは12Rあった方が輝くからね!誰に言っとくけどか知らんけど(笑)





3000m専門の選手が400m出たみたいな感じですかね。





でも敵地でほぼワンサイドで勝てたなら次に繋がる。







沖縄2連敗も考えられた試合。






選手がよく頑張りました。







僕はホッとしました(笑)






とにもかくにも、この新型コロナの大変な状況の中で沢山の方々に応援、スポンサーをして頂きました。





本当に有り難うございました。





皆様の応援あっての勝利です。




これからも応援宜しくお願い致します。





そして対戦相手の比嘉選手、東選手、陣営の皆様、対戦して頂き、ありがとうございました。






さて、次は国本陸が日本ミドル級タイトルマッチで最強王者の竹迫選手に挑みます。





僕もミット持ってて、手首が折れそうどころか首まで折れそうなパンチなんで命懸けでミット持ってますww







最強VS最強 






勝つ。そんだけ。
 


  




栄光に近道なし。





宜しく!